ファッキン・ライト!千代の富士貢!

というわけで今年の冬もまた、誰にも期待されていないのに頒布物紹介の時間がやって参りました。

毎度毎度ようやるなあとお思いの方も多いかと思いますが、

普段活動らしい活動はあまりしておらんので、これぐらいで丁度いいのです!自由連合!

ちなみに、半端マニアソフトのこれまでの頒布物紹介をご存じ無いという方は、まずは以下リンクをご覧いただければ幸いです。

つか、前もって見てないと色々と不安になると思います。不安。



まあ、いつもこういう事をやっているわけですね。恐い!












~第一部・まともなの~

さて、では今年も企画ネタに移るわけですが、

その前に今年の冬はまず、まともな頒布物から紹介したいと思いますちん。

これが無いと単なるネタサークルだもんね。




空の上のおもちゃオリジナルサウンドトラック
HMSCD-002
(1,000円)

夏に発売され、そこそこ好評の半端マニアソフト第2作、

『空の上のおもちゃ』のサントラCDです。

オリジナルの曲全て(サウンドモードに入っていない物も)に加え、

今回はアレンジを2曲、入れさせていただきました。

半端マニアサウンドチーム、TGZ(谷口ジローの略)のSHIM、館内のお二人による力作です。




こちらはネタ企画とは別で、全てにおいてきっちり作っておりますので、

よろしければお気に留めていただければ幸いです。



▲中身はこんな感じになってます

あと、いつもの不良在庫も持っていきます。買って。



『冬は幻の鏡』
HMS-001
(2,000円)※在庫たっぷり

空の上のおもちゃ

HMS-002

(2,500円)




さあ、んじゃそろそろ参りましょうか!

2005年最後、恥の大運動会のラストを締めくくる男の大宴会、

竹本まさお祭の開催ですー








~第二部・へんなの~





時は西暦、2005年年末、

神奈川県相模原市某所…







年末恒例、アリスのやりこみゲーを買った竹本まさお。

今日も古本屋のバイトの傍ら、抜きどころを探して電脳世界をばく進中。

でも、そんな彼もこの季節はちょっとアンニュイ。



竹本「う゛ぉ~あぁ……。去年の今頃もその前の年も、年末と言ってもイベントもなく、

俺は毎日毎日、ただ抜くばかり……」

相変わらず死線を彷徨い続ける竹本まさお。





竹本「終わってるよなぁ。

このままじゃ俺は負け組に配置され、

ダメ人間の烙印を押されてしまう…」





竹本「ああ~、もう俺はおしまいだ、

このまま座して審判の時を待つのみっ

……ならば、つよきすでヒロインの罵倒されて抜いていた方がマシ。

そうだ。それで無かった事にしてしまおう!

精液絞り出すぞぉ~


半端マニアのアイドルにしてエロゲーキングである竹本まさお。

珍しく自らの境遇に失望していたようですがまたしても5秒で復帰、

意気揚々とTHEオナニーをはじめようとしたその瞬間、








**「シャッ…
シャッ…シャッ…

竹本「…んっ?誰だ、僕のオナニータイムを邪魔するのは…?」


いつも開きっぱなしの彼の部屋のドアから、

奇妙な呼吸音が聞こえてきた。



**「シャッ…
シャッ…シャッ…

竹本「…な、なんだ、なんだよう」






竹本「ま、まさか、まさか…」

高校時代から先輩に暴力で虐げられ、

悲鳴で友人の安眠を妨害した事もあるまさおは、いつしか危機を事前に

感じ取れるようになっていた!

そして、その予感は現実の物に…





渡辺「プッ…」







渡辺「プッ…プププッ…」

竹本「わっ、わあああっっ」





渡辺「プレイッボールゥッッッッ!!」

竹本「ヒッ…ヒィィィィ」

またしても渡辺の襲来を受けるまさお。

破瓜の恐怖に怯える処女の如く、その顔は凍り付いていた!

そんなまさおに、渡辺が言った言葉は…





渡辺「アウトッ!!」

竹本「アッ…アウッ…?」




渡辺「アウトッ!!」

竹本「わ、わかりません、渡辺さんっ」



渡辺「相変わらず腐臭をまき散らす腐臭部屋(夏から改善されず)に

延々こもってエロゲばっかりしやがって!

そんな奴に俺が下すジャッジはアウトしか無いだろうがっ、アウッ、アウッ! 」

竹本「そ、そんな、僕はもう負け組として生きていくしか

無いんですか、審判は下されたんですかっ?」

渡辺「うっさいボケ!現実的には数年前に審判は下されてるも同然だが、

HPのネタ的にはまだ間に合うと言っても過言じゃない!

おまえもジャッジされる側にいるんじゃなく、

むしろジャッジする側に回って世界を一から構築しろっ!」

竹本「ひぃ~ぃ、ジャ、ジャッジ?」


















空の上のおもちゃサントラ完成記念審判セット

HMSJUDGE-001









▲これ






渡辺「こいつを付ければ生まれ変わるぜ! 四代先までご機嫌だ!

俺はおまえを愛してる! だからおまえに変わって欲しいッ!」

竹本「わっ、渡辺さん! ……俺……俺、生まれ変わるよ! ゼッテー!」

渡辺の好意に胸を打たれた竹本はただ泣く事しかできなかった!


そして竹本はジャッジされる側からする側へ。








渡辺「お~う、似合っとるやないけ似合っとるやないけ、

これでおまえも立派な大人やないけ、元服したやないけ」

竹本「ほっ、ホントですか、渡辺さん、

おれ、オレ、嬉しい…」

 


今まで、人に搾取され続ける人生を送るばかりだったまさお。

それが今、渡辺の手によって、新しく生まれ変わることが出来たのだった。










渡辺「よしっ、とりあえずこの辺からジャッジしてみんかい!」

竹本「え?これをどうやって?何をですか?」

渡辺「ジャッジするんじゃい、これを!」

竹本「は、はあ?」

渡辺「いいか、おまえは今までこのエログッズに支配されてきた、

それをおまえ自身がジャッジすることによって、

その存在価値をおまえ自身が決める事が出来る、

つまり圧倒的優位に立つことが出来るんじゃいっ!」


竹本「な、なるほど!」

渡辺の適当な言い訳に翻弄され、その気になるまさお。

次々と、彼自身がお世話になった物にジャッジをしていく。





渡辺「二次元の権化であるおまえに、三次元なんか存在すら

許されんもんじゃ、わかっとるな?」

竹本「は、はいっ…じゃ、ええと」



竹本「ア…アウトッ!!」

渡辺「オシッ!」





渡辺「じゃあ次はこのエロゲ群にいったらんかい!」

竹本「こ、これもそうなるとアウトですか?」

渡辺「まだわからんか、ボケ!」

竹本「ひっ」

渡辺「ジャッジはおまえが下すんじゃ、俺じゃねえ!

おまえがセーフと思ったらセーフ、アウトと思ったらアウト、

思うがままにいけッ!!」

竹本「わっ、わかりましたっ、じゃあ、あの…その…」








竹本「二次元は…セーフ!!」

渡辺「ウムッ!」




こうして、部屋にあった全てのものをジャッジしていったまさお。

ついには、部屋にあった全てのものに審判を下し、

もはや彼はこの部屋で敵なしの状態にまでなった!











竹本「見てください、渡辺さん!

こ、この部屋で最下層だった僕が、僕が、

ついにこの部屋で最上位に上り詰めたんですよ、

これでバラモンになれたんですよ、一人前ですy」






渡辺「アウトオッ!!」

竹本「ぎゃっ」


渡辺「自分の身の回りだけ片づけて
悦に入ってるようなのが何が一人前か、ボケ!」






渡辺「来い!貴様みたいな腑抜けには、
もっとふさわしい相手を選んでやるッ」



竹本「ごっ…後生っ」










竹本「ここは…隣の館内さんの部屋ですか?」

渡辺「実際は違うが、撮影上そういう事にしたんじゃ、ボケ!」





渡辺「見ろ!この見事なまでのひきこもりっぷり!

部屋の中で閉じこもるだけじゃなく、

更に隅でじっと固まっている、まさにキングオブひきこもりだッ」

竹本「みっ、見たくないっ、こんなになりなくないっ」




渡辺「じっと見ろボケ!いいか、これはおまえのだ!

おまえがこれをジャッジする(壊す)ことにより、

一ランクアップするんじゃい、わかったか!」

竹本「そんな、人でなし!」

渡辺「人のこと気遣う余裕がおまえにあるわけねえだろうが、

今そこにある僕を直視しろっ! 」


バイトしているか否か、という乏しい違いを盾に、

今まで直視してこなかったまさおのカルマ(罪)。

それを眼前に突きつけられ、まさおは怯むが…


竹本「う、うおおおおおおお」





竹本「キャオラッ」





竹本「人間、200年は生きられねえっ」




竹本「人生を無駄 遣いして囲碁板に入り浸るテメーは」



竹本「アウトオッ!」

渡辺「ウムッ!」




ついに自らさえも越えた竹本まさお。

自我を超越した彼には、新たな修練が待ち受けていた。






渡辺「ほーらいいじゃない、空もいい感じで晴れてるじゃない、

こういう時は外に出てジャッジするのもいいじゃない 」

竹本「え、一般人にですか?」

渡辺「自分のジャッジが終わったのなら、

今度は人にジャッジしたらいいんじゃない、そんな感じでいいじゃない」

撮影が佳境に差し迫って疲れてきた渡辺。

適当な口振りにも、まさおは健気に反応する。






渡辺「ほーら格好の餌食じゃない、麻雀に夢中で身を持ち崩した大学生じゃない、

こいつをジャッジしてみてもいいんじゃない?」

竹本「りょ、了解ですっ」






O-Show「うーん、トイツ場になってもあの攻めはするんじゃなかったなあ。

もう少し相手のレベルに合わせた打ち方をしないと、ペースにはめられてしまう、

だとしたらいっそ…」




竹本「プレイッボールゥッッッッ!!」

O-Show「うわっ、な何っ?」






渡辺「手助けするじゃない、押さえつけるじゃない、

はやくジャッジするといいんじゃない?」

O-Show「は、ちょっとジャッジて何すか、俺はこれからフリー雀荘で

竹本「麻雀麻雀と、わからん人間の前で調子に乗りやがって、

おまえみたいなのはこうじゃ!」






竹本「アウトオッ!」
渡辺「ッシャアッ!」







O-Show「ちょっと待てこら、この社会の底辺!」

竹本「渡辺さん、やばいですよ逃げましょう」

渡辺「ハッ、腐った男に何が出来るっちゅうねん、余裕で逃げ切れるわ!」





こうしてまさおのジャッジメントタイムも

いよいよ諸般の事情により終盤に差し掛かった!



竹本「渡辺さん、これで僕も立派なメンになったでしょうか、

オナニー三昧じゃなくていいでしょうか?? 」

渡辺「オッシャイ、じゃあテメーに最後の試練を与えてやる!」

竹本「試練? 」






渡辺「テメーにこれが審判出来るかッ!?」



にこやかな笑顔と共に取り出した1本のゲーム。

それはっ…




空の上のおもちゃ

HMS-002

とらのあな通 販ページ



竹本「それは我らが完成させた大層なソフト、『そらちゃ』じゃないですかっ」

渡辺「オッシャイ、貴様がこれをジャッジする、俺は判断する、

そしてすべては収束に向かうのじゃいっ!」


またしても評判の割には売れなかった第2作、

最近になってようやく増産のかかった第2作、

渡辺が真柄さんだけ主に愛してやまない第2作、

そんな愛憎入り交じった『そらちゃ』には、きっとセーフが宣告されるはず…

まさおの渡辺への愛情からして当然かと思えた。
















竹本「んー、なんかそらちゃってケレン味がないっちゅーか、

ぶっちゃけわかりにくくてセカイ系っての?意識しすぎなんすよね。

まあ、田●ロ●オとか好きな人は間違って評価するかもしれんけど、

俺はなんか微妙やったってのが正直なところですわ 」








こんなところで、お得意のエロゲー野党精神が

芽生えてしまった竹本まさお!!

こともあろうに、渡辺が心血を注いだシナリオに、

いかにもわかっていそうでわかってないイチャモンを付けてしまった!









竹本「まあ、アレっすわ、ぶっちゃけアウト」









むろん、そんな内向の世代を見逃す渡辺ではない!











渡辺「アウトオッ!!」

竹本「ぎゃっ」


渡辺「その、『みんな褒めてるから俺はけなす』的な
意味の心底わからん批評はなんだテメー 」





竹本「ごっ、後生ッ…」


渡辺「批評するなら自分の人生の批評をしろや、コラッ!」


竹本「ごっ、後生っ…ぐあっ」
















ゲームセット
(完)















すみません。

あー、今回はこんな感じでした。
本当はもっと色々とジャッジしようかと思ったのですが、
さすがに昨今のご時世を考えると、居住出来なくなる可能性もあるので、
コーポ山内近辺にて撮影と相成りました。

また、このどうしようもない企画に付き合ってくださった、
いつものメンツ&kashmirさんに感謝を。
この日の為にバイトのシフトをずらすあたり、
まさおも気合いが入っております。

というわけで今年の夏コミは上の方で紹介した、
『そらちゃサントラ』と過去のブツと、あと下の方のアレ、という
形で頒布をさせていただこうと思います。

毎度毎度、壁サークルにしていただきながらのこの愚行ですが、
まあこういう事でしか目立てないサークルですので、優しく見守ってくださいな。


あ、んじゃ値段です。


空の上のおもちゃサントラ完成記念審判セット
HMSJUDGE-001


●各野球大会等での使用実績有り
◆有名用具メーカー品
◆収納バッグも付いております

※現品限り





んで、今回もkashmirさんに色々描いて貰ってます。感謝!


というわけで今回のグッズ、
ホームベース清掃用ハケや収納バッグなど、諸々含めまして
トータルセットでお値段は…





価格:10000円

▼理由



というわけで、今回も綺麗に赤字でしたとさ







<おまけ>




渡辺「ヘイボーイ!このいけてる情報誌はアウト?セーフ?」





竹本「アウトー! 」

渡辺「おまえすごいな、俺でも言えないぞそんな事は」









おしまい