あけましておめでとうございます、夏!
今年も過大評価をされ続けてしかもゲームも出ない半端マニアソフトの時間です!
…本当に本当に申し訳ございません。
さて、今回もコミケ前一週間から同人活動が始まり、
2日目(3日目じゃなくなったんだよなあ、残念)が終わると同時に
一生を終えて次の世界へ行くねじれループ現象の当サークルですが、
やってる事はいつも通りの男臭い負の連鎖!
今回もまた、灼熱の真夏日に首都・相模大野にしんどい三十路が集結し、
「これ、何の撮影?」「あの、雑誌の記事です」
と近隣の方に嘘を吐きながら全力で走り抜けます!
応援してくださいとはもはや言いません、でも通報は止めて!
さあ、おさらいも終わったところで、今回もガツンと参りましょうか!
…といくはずなのですが、今回、ちょっと妙な事にお気づきの方も
多くいらっしゃるのではないかと存じます。
そう、今回、あまりに竹本まさおの暴発がひどかったので、
史上初の
上下巻分作として、
『狂おしく死ね!竹本まさお』をお送りする事となりました。
他意はありませんので!
なお、いつもの頒布物紹介は、
明日夜に掲載される『下巻』にて公開されますので、
何卒宜しくお願い致します!!
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時は西暦、2009年 夏、
神奈川県相模原市某所…
渡辺「まさおっ…! まさおっ!!」
地獄の釜がぱっかりと開いたような暑き夏の真っ昼間ッ!
まさおがヤバイとの情報をコンビニの有線放送で聞いた渡辺は
奴の家へ走るッ!
まぁ、なんだ……その……まさおがヤバいのはいつものこと
・阪神戦を見たいという理由でバイトからの社員登用を断る
・唯一の外部との連絡手段な携帯が壊れるも面倒なので放置プレイの真っ最中にタイミングよく実家のおじいが危篤
・銀英伝の好きなキャラをバカにされて半分泣く、など
とはいえ今回は奴の命に関わるほどヤバイと見たッ!
渡辺「キャオラッ!!!!」
ドアを蹴り開けた渡辺が見たのは、無数のゴミが悪臭を放ち、虫が元気に飛び交う、
部屋という名のファッキン、ビオトープ!
ゴミ埋め立て地の自然環境をアパートの一室に奇跡の再現ッ!
こんな部屋、見たことねぇ!
……玉璽の時の苦労はいったい……なに?
再びケガレにまみれた部屋を見て、 あの地獄の掃除の日々を思い返し、戦慄する渡辺。 最近、部屋を訪問した友人達から、真剣にダ●キンのサービスを 頼もうかと計画されるほどの混沌とした部屋は、 相変わらず他者の侵入を拒んでいた! |
渡辺「ううっ、く、臭え……って、
えっ、うおっ、うおおおおっ!!!」
異臭を堪えながらも中に入る渡辺。
その目に最初に入ったモノに、ひどく驚愕する!!
ゴミ「うっ、うっううぅぅぅう、うううぅぅうぅ!」
ギャッ! ふっ、不廃物が喋ったッ?!
いや、違うッ!
ゲェッ! たっ、竹本まさおッ!!
竹本「うぅうぅぅぅうぅぅう」
なんと、まさおが拘束具をはめられている!
渡辺「ファ、ファック! まっ、まっ、まさおおぉぉぉぉおぉぉぉ!
いったいどうしちまったんだいッ?!」
竹本「あぐっ、あぐっ! あぐ……が!」
あぐ?! ……ッ!
あの元アイドルから狂信者にジョブチェンジしだ、あのアグーか?!
子供を救いたいなら、少女レイプ率が日本より高い国が腐るほどあるのに、
そっちをどうにかしようとは思わず、
傷つく少女が一人もいない二次元になぜか目の色を変えて噛みつく狂犬の狂信者、
空の怪物アグーかッ!
(※フィクションです)
竹本「そっ、そのアグーが、おっ、オレをー」
おまえを拘束したと言うのか!
くっ! 一歩遅かった!
エロゲーキングの竹本まさおを拘束する、
ということは即ちエロゲー業界を拘束したのと一緒!
キングを殺せば戦争は勝ったも同然、というのは太古からの掟ッ!
だからといって、このような手段を使うとは、アグーを憎まずにはおれん!
様々な思惑により、 竹本まさおはあわれスケープゴートとして拘束されてしまった! このままでは彼の愛するエロゲーがロストされてしまう。 彼はこのまま腐り果ててしまうのかッ…! |
その時ッ!
そまさおの体が蛇のようにくねった!
うごく、
うごく、
うごく!
ゆっくりだが、それでも確実に
ゴミをかき分けてパソコンに向かう竹本ッ!
渡辺「まっ、まさか! おまえッ!
全身を拘束された状態で、おまえッ!
そんな状態でもエロゲーをせずにおれねぇとは!
テメーはやっぱり本物のエロゲーキングだッ!」
しかしっ…!
パソコンのスイッチをオンにした状態で
ガックリと力尽きる竹本!
渡辺「たっ! 竹本ぉ!!」
拘束具はじわじわと彼の体力と精力を奪い、
エロゲーの出来ない体にしていたのだった…。
どうなるまさお、どうなるエロゲー業界!!
……後日、竹本の部屋から一枚のメモが発見された。
いいか。
エロゲーをやすむな。
抜くのやめるなんておれはゆるさないぞ。
ゆるさない。
抜かないときは死ぬときだ。
生きているあいだは抜く。
エロゲーをする。
おれが、おれにやくそくできるただひとつのこと。
エロゲーをする。
手で抜けなければ足で抜け。
足で抜けなければ歯で。
はもだめになったら、目で抜け。
目で抜け。
目で抜くんだ。
めでにらみながらめで抜け。
めでもだめだったらそれでもなんでもかんでも
どうしようもなくなったらほんとうにほんとうのほんとうに
どうしようもなくなったらほんとうにほんとうにほんとうに
ほんとうのほんとうにどうしようもなくほんとうにだめだったら
ほんとうにだめだったらほんとうに、
もう、こんかぎり抜こうとしてもうだめだったら
ほんとうにだめだったらだめだったらほんとうにもう抜けなくて抜けなくなったら、
思え。
ありったけのこころでエロゲーをおもえ。
想え
竹本まさお……修羅であった。
つづく
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