阪神が14日、新外国人補強において、中日を自由契約となったオネルキ・ガルシア投手(29)=写真=を最有力候補にリストアップした。すでに交渉が最終段階に入っていることを複数の米球界関係者が認めており、順調に進めば年内にも“吉報”が届くとみられる。
阪神はガルシアが正式に中日の契約保留者名簿を外れた段階から調査を開始。メジャーや韓国の市場も含めて候補を精査してきたが、数少ない左腕で日本での実績も申し分ないことから白羽の矢を立てた。
谷本球団本部長は13日に「左の先発はあまりいないので。候補の1人であることはウソではないですね」とガルシアについて語っていた。メジャー球団からも複数のオファーがあった中で、助っ人左腕は日本の他球団でのプレーを望んでいたとみられる。阪神との最終交渉が順調に進めば、年内にも正式契約を交わす見通しだという。
今季、チームで規定投球回&2桁勝利に到達したのはメッセンジャーだけ。先発投手陣の整備が進む中で、左腕のガルシアが加入するとなれば間違いなく、大きな戦力になる。