根尾、５・２８長良川球場ＤｅＮＡ戦出場を熱望　「何度も試合」思い出の地

　中日ドラフト１位の根尾昂内野手（１８）＝大阪桐蔭高＝が１４日、岐阜市の「じゅうろくプラザ」で行われた「ぎふベースボールフォーラム２０１８」に参加。ドラフト指名後、地元・岐阜県での初のイベントとなった黄金ルーキーは、来年５月２８日に岐阜・長良川球場で開催されるＤｅＮＡ戦の出場を熱望。思い出の地で故郷の竜党を熱狂させるつもりだ。

　やはり地元は特別だった。「力をもらえる場になりました」。会場に集まった約６００人の熱気を、根尾はしっかり感じ取った。岐阜から名古屋は近いができることなら故郷でファンに躍動する姿を－。そんな中で根尾が照準を定めたのは「５・２８」のＤｅＮＡ戦だ。２年ぶりに開催される岐阜・長良川球場での公式戦への思いを口にした。

　「何度も試合をさせてもらった球場ですし、出られるなら出たいと思います」

　中学時代まで岐阜県で過ごした根尾にとって、長良川球場は思い出が詰まった場所だ。特に脳裏に刻まれているのは中学３年時に出場した村瀬杯（ボーイズリーグ府県選抜大会）。岐阜選抜として出場すると、決勝戦では最終回を締めくくって優勝。さらに大会ＭＶＰにも選ばれた。