2018年12月09日
荒らされた場所(聖地)
こんにちは。
あの動画とブログを見て「どんな場所」なのか書かないといけないなぁと、思っていましたが。。。
怒りや悲しみや踏みにじられた痛みや、たくさんのマイナスの感情がこみ上げて、言葉にすることが出来ませんでした。
でも同じように思って下さる人たちのお陰で書こうと思います。
こちらはねねさんのブログ
無残に伐採された神様の木
https://ameblo.jp/kami-nene/entry-12424630701.html
数年前の場所。

この御嶽の名前は「シグルクガー」と言います。
組踊りの『銘苅子(めかるしー)』の舞台です。
沖縄には天女の羽衣伝説の場所が複数あり、この場所もその1つです。でもこの場所はちょっと違うんです。
天女が髪の毛を洗っていた場所がシグルカー(湧き水)なんです。その場所へ良かれと思って何も装備せず腰辺りまで水につかり掃除した男性。無知は怖いと思いました。
組踊りの簡単なあらすじです。
髪を洗うため天女が松の枝に掛けた羽衣を銘苅子が盗って、天女に妻になるように迫る。
妻となり、二児をもうけた天女。
二人の子どもが歌う子守唄が羽衣のある場所を知るきっかけとなり、ふたりの子を残し天女は天へかえる。
のですが、大いに琉球王国と関わっていて、天女と銘苅子の間に生れた子は
銘苅子関係相関図

尚真王と結ばれ、女の子を授かります。
その女の子が佐司笠按司加那志(さしかさあじがなし)です。
がなし➡️は前にも書きましたが「神」を表す言葉です。
佐司笠按司加那志は「神位」そのもので、彼女のお祖母ちゃんは天女なんです。
その場所は聖域として地域の人や組踊りの会の方々から大切に守られている場所なんです。
「守られている場所」と言っても、数年前まではこの場所はフェンスの中でした。
今の新都心は道や街なんてなく、330号線から58号線を抜ける事は出来ませんでした。大回りしたんです。
この辺りは「シュガーローフの戦い」の激戦地です。
人の肉が砂糖みたいに粉々になった場所です。それほど激しい激戦地だった場所なんです。
返還され整備されても、毎日のようにたくさんの遺骨や不発弾が掘り起こされ、工事がなかなか進んでいなかった記憶があります。今も身元不明の遺骨が出てくる場所なんです。
そして、さらに整備が進むと、琉球王国より前の縄文時代の遺跡がたくさん掘られたんです。写真は崖のように見えますが、そこはお墓であったことがわかり200基以上のお墓が見つかったんです(最大のお墓跡群です)。
なので、ここは琉球の前は「お墓」であり、沖縄の人は先祖のルーツを探すためにユタさんに判断をとってもらったり、家系図を調べる為に歩く人がいるのですが、この場所でその先の手がかりを失う人が多いんです。みんな無くなったり焼かれたからです。その悔しさや無念さを味わう人を知っているので、
彼らの聖地で行ったことは、歴史も場所も、先祖を大切に思う沖縄の人の想いも全て踏みにじったのです。
拝所や御嶽で土砂災害が起きても、伐採をすることはありません。なぜなら宿っているからです。神様が宿っているからです。だからもしも折れても「頭上注意」と案内板を起き注意を促しています。そして折れた木からはまた新たな芽が出て、根や葉や枝を伸ばし、その場所を守ろうとします。意思をもって守ろうとしているんです。彼らはそれも奪ったんです。
そして首里城公園の祈り。。
祈りのエネルギーが逆流することになるので、前代未聞です。
今はどんな風にエネルギーが流れているか次回にでも書こうと思います。
あの動画とブログを見て「どんな場所」なのか書かないといけないなぁと、思っていましたが。。。
怒りや悲しみや踏みにじられた痛みや、たくさんのマイナスの感情がこみ上げて、言葉にすることが出来ませんでした。
でも同じように思って下さる人たちのお陰で書こうと思います。
こちらはねねさんのブログ
無残に伐採された神様の木
https://ameblo.jp/kami-nene/entry-12424630701.html
数年前の場所。
この御嶽の名前は「シグルクガー」と言います。
組踊りの『銘苅子(めかるしー)』の舞台です。
沖縄には天女の羽衣伝説の場所が複数あり、この場所もその1つです。でもこの場所はちょっと違うんです。
天女が髪の毛を洗っていた場所がシグルカー(湧き水)なんです。その場所へ良かれと思って何も装備せず腰辺りまで水につかり掃除した男性。無知は怖いと思いました。
組踊りの簡単なあらすじです。
髪を洗うため天女が松の枝に掛けた羽衣を銘苅子が盗って、天女に妻になるように迫る。
妻となり、二児をもうけた天女。
二人の子どもが歌う子守唄が羽衣のある場所を知るきっかけとなり、ふたりの子を残し天女は天へかえる。
のですが、大いに琉球王国と関わっていて、天女と銘苅子の間に生れた子は
銘苅子関係相関図
尚真王と結ばれ、女の子を授かります。
その女の子が佐司笠按司加那志(さしかさあじがなし)です。
がなし➡️は前にも書きましたが「神」を表す言葉です。
佐司笠按司加那志は「神位」そのもので、彼女のお祖母ちゃんは天女なんです。
その場所は聖域として地域の人や組踊りの会の方々から大切に守られている場所なんです。
「守られている場所」と言っても、数年前まではこの場所はフェンスの中でした。
今の新都心は道や街なんてなく、330号線から58号線を抜ける事は出来ませんでした。大回りしたんです。
この辺りは「シュガーローフの戦い」の激戦地です。
人の肉が砂糖みたいに粉々になった場所です。それほど激しい激戦地だった場所なんです。
返還され整備されても、毎日のようにたくさんの遺骨や不発弾が掘り起こされ、工事がなかなか進んでいなかった記憶があります。今も身元不明の遺骨が出てくる場所なんです。
そして、さらに整備が進むと、琉球王国より前の縄文時代の遺跡がたくさん掘られたんです。写真は崖のように見えますが、そこはお墓であったことがわかり200基以上のお墓が見つかったんです(最大のお墓跡群です)。
なので、ここは琉球の前は「お墓」であり、沖縄の人は先祖のルーツを探すためにユタさんに判断をとってもらったり、家系図を調べる為に歩く人がいるのですが、この場所でその先の手がかりを失う人が多いんです。みんな無くなったり焼かれたからです。その悔しさや無念さを味わう人を知っているので、
彼らの聖地で行ったことは、歴史も場所も、先祖を大切に思う沖縄の人の想いも全て踏みにじったのです。
拝所や御嶽で土砂災害が起きても、伐採をすることはありません。なぜなら宿っているからです。神様が宿っているからです。だからもしも折れても「頭上注意」と案内板を起き注意を促しています。そして折れた木からはまた新たな芽が出て、根や葉や枝を伸ばし、その場所を守ろうとします。意思をもって守ろうとしているんです。彼らはそれも奪ったんです。
そして首里城公園の祈り。。
祈りのエネルギーが逆流することになるので、前代未聞です。
今はどんな風にエネルギーが流れているか次回にでも書こうと思います。
Posted by あっこにおまかせ1031 at 15:55 │スピリチュアル