トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

[大学駅伝]東洋大、金ジャージーで王座奪還だ! 箱根駅伝壮行会で披露

2018年12月14日 紙面から

金色の新しいジャージーを着用して意気込む東洋大の選手と酒井監督(後列右端)=東京都文京区の東洋大白山キャンパスで(平野梓撮影)

写真

 来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で、前回往路優勝、総合2位で5年ぶりの総合優勝を目指す東洋大と、史上3校目の5連覇を目指す青学大が13日、東京都内でそれぞれ壮行会と記者会見を行った。東洋大は金メダルを目指すという意味の新しい金色ジャージーを披露。青学大は原晋監督(51)がいとこが乃木坂46メンバーという選手に「負けるな」と発奮を促した。

 金色ジャージーで栄冠を勝ち取る。東洋大は東京都文京区の白山キャンパスで壮行会を開催し、選手たちは金色を使った新しいジャージーを着用して登壇。酒井俊幸監督(42)は「王座奪還、優勝、金メダルを目指す意味で、この色を使いました」と力説した。

 前回大会は往路で優勝したが、復路まで勢いが続かず、総合2位に終わった。その悔しさから酒井監督は「来年はゴールドしかない」とメーカーに発注。靴も同系色にまとめてトータルコーディネートとし、登録する選手やマネジャーらに配布した。90回記念大会は白のウオーマーでそろえたが、金色は初。「ゴールドと認識しています。からし色っぽくなりましたが。イメージでは若干、輝いていたんですけれど…」と指揮官は笑うが、選手たちには好評だ。

 小笹椋主将(4年・埼玉栄)は「身にまとう物が、優勝しないといけないと思わせてくれる。すごくいいと思います。このウエアに恥じないよう、優勝を目指したい」と表情を引き締める。今季は出雲駅伝が2位、全日本駅伝が3位と頂点には届かなかったが、実力は十分にある。装いも新たに打倒・青学を狙っていく。 (平野梓)

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ