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【サッカー】

リバプール、C組3位から逆転で16強入り

2018年12月13日 紙面から

ナポリ戦に勝ち、サラー(右)と喜ぶリバプールのクロップ監督=リバプールで(ロイター・共同)

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◇欧州チャンピオンズリーグ リバプール1-0ナポリ

 【リバプール(英国)原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は11日、当地などで1次リーグA-D組の最終節8試合を行い、C組で昨季準優勝のリバプール(イングランド)がホームでナポリ(イタリア)を1-0で下し、勝ち点9の2位でベスト16入りした。B組はトットナム(イングランド)がアウェーでバルセロナ(スペイン)と1-1で引き分け、勝ち点8の2位で決勝トーナメントに進んだ。D組でガラタサライ(トルコ)の日本代表DF長友佑都(32)は2-3で敗れたポルト(ポルトガル)戦にフル出場。チームは勝ち点4の3位で欧州リーグに回る。

 リバプールの逆転での16強入りが決まると、本拠地アンフィールドは割れんばかりの大歓声に包まれた。ゴールを決めたFWサラーをはじめ、好守を連発し、無失点でしのいだGKアリソンらはお互いをねぎらうようにピッチ上で抱き合った。

 クロップ監督は「アリ(アリソンの愛称)の給与を倍にしたい。チームを救ってくれた。モウ(サラーの愛称)の得点は信じられないゴールだった」と勝利の立役者2人をたたえた。前節終了時でC組3位。決勝トーナメントに進出するには勝利が不可欠だったリバプールは序盤から攻勢に。前半34分、サラーが右サイドでスルーパスを受け、巧みなフェイントとスピードで相手のDF2人をかわすと、右足で相手GKオスピナの股下を抜く絶妙ゴール。一瞬で相手の裏を突く動きで奪った先制点が結果、決勝弾になった。

 アリソンの最大の見せ場は後半ロスタイム。ナポリのFWミリクに至近距離からシュートを打たれたが、体を投げ出して止め、逃げ切り勝利に大きく貢献した。クロップ監督は「これこそホーム、アンフィールドでの試合。このチームを誇りに思わない指揮官なんていない」とファンを含めた総力戦での勝ち抜けに胸を張った。

 

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