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【プロ野球】

巨人・丸に村田コーチが激励 古巣からのブーイングは覚悟

2018年12月13日 紙面から

ジャイアンツ球場で村田2軍打撃コーチにあいさつした丸(関谷文哉撮影)

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 広島から巨人へFA移籍した丸佳浩外野手(29)が12日、川崎市のジャイアンツ球場やジャイアンツ寮などの施設を見学した。室内練習場やグラウンドを確認した際に巨人の選手や関係者ともあいさつを交わし、同じく巨人にFA移籍した経験を持つ村田修一ファーム打撃コーチ(37)とも対面。FA選手の“先輩”から激励を受けた。

 スーツ姿に身を包み、初めて新天地の施設を訪問。丸は室内練習場での育成練習や自主トレに熱い視線を送り「非常に活気がある」とうなずいた。11日に入団会見。「今まではやっぱり実感がなかなか湧いてこなかった」と話したが、プレーする選手たちやこれから鍛錬することになる施設を見て「徐々にジャイアンツの選手になったんだなと思ってきました」と表情は晴れやかだった。

 室内練習場で阿部や小林ら選手とあいさつした丸は、村田コーチと固く握手。その村田コーチはDeNAから、丸と同じく巨人へFA移籍を経験した。古巣との対決時は「意識せざるを得ない。僕も意識したし、ブーイングももらうでしょう」と丸を気遣い、その上で「腹をくくってここに来ているわけですし、将来良い選択だったと言えるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

 まだ見ぬ世界へ飛び込むバットマン。「早くいろいろと動きたい」。背番号「8」を身にまとった丸の挑戦がいよいよ始まろうとしている。 (関谷文哉)

 

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