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2018年12月14日 紙面から
11月の沖縄秋季キャンプでキャッチボールする与田監督=北谷球場で(中嶋大撮影)
新指揮官が投げた球を、スーパールーキーが打つ-。中日の与田剛監督(53)が13日、来年の春季キャンプで打撃投手としてマウンドに立つ意向を明かした。自ら打者と対峙することで、マウンドという視点から打者の状態を把握するのが狙い。すでに秋季練習中から肩作りに余念がなく、ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=に対しても、投手-打者の空間を利用して育成していく。
打撃ケージ裏から腕組みして、じっと見つめることはしない。背番号92のユニホームに袖を通した与田監督が、マウンドに立つ。指揮官は不敵な笑みを浮かべ、「キャンプで投げるよ。オレは」と予告した。
ソフトバンクの工藤監督が2015年に就任してから、打撃投手を務めていることは有名。中日では16年に谷繁元監督が投げたこともある。指揮官自ら打者相手に投げることで、視点を変えてその状態を確認できるのが大きなメリットだ。
さらにスーパールーキーとの“夢対決”が実現する可能性もある。根尾はすでに1軍キャンプスタートの方針。与田監督が投げ込み、根尾が打ち返す-。指揮官にとって根尾の状態を把握するとともに、沖縄の北谷に足を運んだファンにとって願ってもない光景。まさに、一石二鳥の打撃投手登板というわけだ。
もちろん、それだけが狙いではない。与田監督は「選手、スタッフみんなで一丸となって戦っていく」と話しており、打撃投手の負担軽減にもつながる。実際、指揮官は11月の秋季キャンプでは、自らトンボを持ちグラウンドを整備。スタッフとともに打撃ケージを移動させるなど、チームの一体感を生み出すため献身的に動いていた。
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