見城徹

死の瞬間に少しでも後悔を減らすために熱狂したい。どうせ生きるならば、仕事に熱狂し、人生に熱狂しながら死を迎えたいと僕は思うのだ。 見城徹

「平和な日」に安住し、仕事に熱狂しない生き方を選んだとき、死の瞬間に何が待ってるのだろう。満足どころか、とてつもない絶望と虚無感に苛まれると思う。 「絶対に後悔を残さないため、一回限りの人生で何もかもやり切ってやる」 そう決意して全力投球しても、満足できないのが人生だろう。

優秀な経営者は例外なくみんなトレーニングを日課にしている。対価が必ず得られるトレーニングによって自らを鼓舞し、生まれ変わった肉体と精神で再び仕事に飛び出していくのだ。 No pain, No gain. 痛みのないところに前進はない。 見城徹

トレーニングだけは必ず結果が出る。ウェイトトレーニングに挑戦すればバーベルの重さに従って筋肉はつくし、有酸素運動やパワープレートをやれば肉体は着実に絞られていく。 トレーニングは絶対に裏切らない。 と、同時にごまかしながら身体を鍛えてるふりをしたところで、結果は一目瞭然だ。

僕は一週間のうち最低でも3、4回。できれば週に5回はジムに行く。ネクタイを外し、スーツを脱ぎ、着替えてからジムに入るときはいつも、「これからトレーニングするのだな」と憂鬱な気分になる。60代の身体をいじめ抜くのだから、トレーニングが苦しくて辛いのは当たり前だ。 見城徹

僕は都内五ヶ所のスポーツジムに入会している。出勤前の朝や日中の空き時間を利用し、いつでもジムに飛び込んでトレーニングするためだ。3日連続でジムに行けないことがあると気分がとたんに落ち込んでしまう。 見城徹

僕は圧倒的努力をやめない。覚悟を決め、自分がやるべき仕事と対座する。憂鬱でなければ、仕事じゃない。毎日つらくて毎日憂鬱な仕事をやりきったとき、結果は厳然と表れる。 見城徹

朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめり込む。そして上司や同僚ができない仕事を進んで引き受け、結果を出す。 そうすれば自然と仕事は面白くてたまらなくなるはずだ。 見城徹

小学生時代から本がすきだった。だから何とか出版社に潜り込もうと努力した。編集という仕事が面白くて、毎日明け方まで働いていた。 何かに入れ上げなければ天職には出会えない。 見城徹

仕事とは、後戻りできずに、一方通行で死に向かっている虚しさを紛らわす重要な一要素だ。 見城徹

天職と出会いたいのなら、自分の内なる声に耳を済まさなければダメだ。変態でストッキングに異常な興味があるなら、ストッキングの会社に行けばいい。大手だとかは関係ない。これなら日本一になれるということを突き詰めるべきだ。 見城徹

本が発売され、プロモーションが決定した時点で仕事は完了する。 そして再び、ゼロから何かを立ち上げることに熱狂するのだ。 ひと休みなんか必要ない。 見城徹

どうせ生きるならば、仕事に熱狂し、人生に熱狂しながら死を迎えたいと僕は思う。 見城徹

圧倒的努力ができるかどうかは、要は心の問題。どんな苦しくても仕事を途中で放り出さず、誰よりも自分に厳しく途方も無い努力を重ねる。できるかできないかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決するのだ。 見城徹

この世には2種類の人間しかいない。圧倒的努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人だ。苦しくても努力を続ければ必ずチャンスは巡ってくる。死ぬ気で努力するから、大きなチャンスをこの手でつかめるし、圧倒的努力が10重なったとき、初めて結果がでるのだ。 見城徹

どこから手をつけたらいいのか分からない膨大なものに、手をつけてやり切る。「無理だ」「不可能だ」と人があきらめる仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。 人が諦めたとしても、自分だけはあきらめない。 見城徹

自分にしかできないことに取り組んで、結果を出す。一度、結果が出ると仕事は面白くなる。 他の人でもできることをやってもしょうがない。 他の人ができないことをやる。辛いが、これが仕事の王道だ。 見城徹

労働によって、誰も見たことない価値を創造する。そんな仕事を常にやっていなければ、僕は気が済まない。 見城徹

たとえ何かの拍子に巨万の富を得たとしても、仕事を放り出してすぐさまリタイアするなど考えられない。そんな生き方をしたところで死への一方通行を歩む虚しさに、ますます苛まれることになるに決まってる。 見城徹

寂しさを紛らわせる要素は 1:仕事 2:恋愛 3:友情 4:家族 5:金 この５つしかない。 見城徹