と、いうわけで、バオバオさん幼稚園に通います。
『中国人のこころ
「ことば」からみる思考と感覚 』(集英社新書)
に推薦文を送りました!
中国解析本ってのはいろいろあります。
取材に基づくものとか、経験に基づくものとか、歴史に基づくものとか。
この本は「言語」によって中国を解析する本です。
私は常々、使う言語によって人間は考え方や感じ方を支配される……
と思っておりました。
卓球の福原愛選手が「中国語で考えると卓球が強くなる」と言ったアレです。
福原愛選手は、ネイティブ並みの中国東北弁を喋ります。
で、思考を中国語に切り替えると卓球が強くなると言うのです。
これ「サピア=ウォーノフの仮説(言語相対性仮説)」というのだと、
この本で知りました。
ちゃんと定義されてたんだなあ!
中国人はもちろん中国語を喋り、中国語で考えるわけですから、
中国語に物事の捉え方や考え方が滲むのは当たり前。
中国語を分析すれば、中国人がわかる。
なるほど納得力が高い
で、なんと、この本はかなり真面目な本です
俺が今までオビにコメント寄せた本の中でおそらく一番堅い。
学者が真正面から中国語に切り込んでいく本です。
だからこそめちゃくちゃ面白いです!
(本書目次より)
第一章なんか「あいづち」だけで埋まっとるがな!
いや、この日中のあいづちの違いだけでもかなり面白いデスよ。
本屋にあったらこの部分だけでも読むといいです。
明日から使えるトリビアの塊です。
何度も言いますが、かなり堅い本です。
でもだからこそ面白い本です。
12月14日発売です
コメント
コメント一覧 (6)
育児から少しでも解放される時間必要!
どんなに愛しい我が子でもワンオペしんどい!
ただそこの幼稚園、そんなガラガラって何か理由があるの?
続報を期待。