[シンガポール 11日 ロイター] - シンガポールの反汚職当局は11日、1シンガポールドルの賄賂を受け取ったとして中国人出稼ぎ労働者の男2人を起訴したと明らかにした。罰金10万シンガポールドルか最大5年の懲役刑、または両方の刑が言い渡される可能性がある。
男は47歳と43歳のフォークリフト運転手。
47歳の男は、コンテナの積み込みを遅延させない見返りに1シンガポールドルを受け取ろうとした罪で起訴され、過去約2年にわたり他のトラック運転手から同様の賄賂を受け取ったとして起訴された。
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43歳の男も、3年半にわたって同様の賄賂を受け取っていた
当局は声明で「従業員は、望みと引き換えに賄賂を受け取ることではなく、公正に業務を遂行することを期待されている。たとえ賄賂が1シンガポールドルと小額でも、処罰の対象となる。いかなる種類または金額の賄賂も、容認されない」と述べた。
ベルリンに拠点を置く非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル( TI)の「腐敗認識指数」ランキングでは、シンガポールは世界で7番目に清潔な国となっている。
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