10月14日(日曜日)に開催されたビルド ファイナルステージ スペシャルバージョンの感想レポを。
東京会場は台風の影響がなく無事開催。
新幹線で出発して16時くらいには中野サンプラザについて並び始める。
この時点で100人くらい並んでたのかな。
コスプレは龍我率高い。みーたんぬいぐるみ持っている子も多かった。
17時開場までの間はひたすら目の前の建物を見つめる。空しい。
10分押しで開場。ライダーイベントで時間通りに開場した瞬間に立ち会ったことないしノウハウ蓄積を感じられない。
開場になってからは最初に一区切りされてギリギリ最初のグループに入れたから良かった。
後ろ振り向いたらファンの1人が痙攣しながら倒れてスタッフが駆け寄ってたけど大丈夫かな。
結構気にかけていた人多いのに列進んだら見向きもせず進む集団。東京は恐ろしいところだ。
いつものようにパンフレットだけの列に並んでたからすぐ買えたけどグッズコーナーは大行列。
台本風ノートは面白そうだったけど行列見て並ぶのをやめた。
「親しみやすさMサイズください!」を聞いた時は笑いそうになった。
パンフレット裏面はラビットタンクがドアップでカッコいい。
会場内ではVシネクローズを始めとしたPVがリピート。
5月GWイベント映像も流れていて前川さんの「全て私のせいでございます」は至るところから笑いが起きていた。
18時になりスタート。
まずはショーからでビルド最終回でエボルトを倒した後の間のストーリー。
基本的にファイナルステージは最終回後の内容だから間の話は初めてかな。
新世界は話広げるのが難しそうだしVシネの一発のために取ってあるのかも。
いきなり戦兎と龍我が出て来て変身。
ラビットタンクとノーマルクローズがカッコいい。
他のベストマッチはニンニンコミックとホークガトリングで本編でも使用頻度の高いこの2つをチョイス。
ホークガトリングは飛行形態の表現が面白かったけどニンニンコミックは分身した姿を見てみたかった。
通路を走るグリスとローグには開場大興奮。
ローグの割れ物注意シールをまじまじと見るとシュールすぎるw
クローズもクローズチャージへパワーアップ。不思議空間だしドラゴンゼリーも復活したかな。
三羽烏の擬態が出て来て龍我と三羽烏は初登場時の「さてはお前らバカだな!」くらいしか接点ないから珍しい組み合わせ。
「それな!」のポーズを一緒に取るクローズチャージとグリスが面白かった。
さり気無くマッドローグ・内海も復活して戦兎側に立つ。
本編では最後の最後にローグと並び立ったけどそれまでは敵だったからようやく。
復活したエボルトの擬態でハードスマッシュ2体とブラッドスターク召喚。
せっかくならフェーズ1から3も出して欲しかった。
けどブラッドスタークとブラックホールが一緒に並ぶところなんて初めて見たし収穫。
驚くべきは美空と紗羽の出番が多いこと。
それに葛城巧まで出て来たのには驚いた。
パンドラパワーのところで残る2人が出て来て
「戦兎と幻さんの声が聞こえたような・・・」
「じゃあカズミンも?」
「それは全然聞こえなかった」
は酷いw
さらには客席通路から会場のみんなに応援を煽るシーンまで。
立ちあがった5人が再び変身。
既にマッドローグに変身している内海から「蝙蝠!発動機!」が聞こえてきたのはオーズ夏映画のガタキリバみたいなものだろう、多分。
ジーニアス!マグマ!ときてブリザードグリスの音声まで!
これには興奮したけどさらに興奮したのはローグがプライムローグに!!
何か聞いたことない音声入っていると思ったらプライムローグとは。
ハイパーバトルDVDは超全集待ちだったから応募すらしていない作品の新フォームが見れるとは思わなかった。
マッドローグはデザイン良いし、見た目だけでいえば全員が最強フォームで並び立っている!
ブリザードグリス・プライムローグ・マッドローグの3人同時必殺技も良かったしフィギュアーツでマッドローグ買うつもりは無かったけど欲しくなってきた。
一番早く手に入るのは創動だけど1万2千円は高くて手が出せない・・・
ジーニアス&マグマVSブラックホールの戦いも熱い。
出来ればジーニアスには60本のうち、1つでもいいからフルボトルの力使って欲しかったけど残念。
クローズマグマは「俺のマグマがほとばしる!」といつもの台詞が出て来て赤楚くんのシャウトが熱い。
これほどの戦力でも勝てず最後はクローズビルドフォーム!
ジーニアスフルボトルを媒介とするから明確にジーニアスの上位フォームであることが改めて強調された。
雑誌インタビュー見ると当初はビルド最強フォーム案の一つだったらしいし納得のデザインと活躍。
ファイナルステージでの究極フォーム登場はタイプスペシャルについで2度目かな?
フルボトルバスターでのファイナルマッチもここで解禁。ラビットラビットやジーニアスが持つよりも似合ってる。
最高に燃えただけに「万丈、銀のボトルを貸せ」とクローズビルドが出てくると分かる台詞あるのが残念だった。そこは完全サプライズで出て来て欲しかったな。
エボルトは怪人体の姿をジーニアスカラーにリペしたものだけど、常にジーニアスを圧倒していたのに今更ジーニアスに合わせた色にされても・・・と思うところはある。
そもそもブラックホールの時点で白が多いからジーニアスっぽいし。
決着がついた後は1人1人と別れの挨拶。
本編では美空の返事に応えず戦兎は1人で最後の戦いに向かってそれが最後の別れになったのが心残りだったから
今回のファイナルステージで全員と別れの会話有るのが良かった。
ハグしてくる紗羽が大人の雰囲気。
後の滝さんのインタビュー見ると、あくまで家族ってことだろうけど一瞬ドキッとした。
美空との別れで頭をポンとする戦兎が良い。
この2人の空気感というか雰囲気が好きだから新世界で美空すら記憶無くなってしまったのが残念。
冬映画やVシネクローズで記憶が戻ればいいんだけど。ベルナージュの力の残りがどの程度残っているか。
最後は龍我と。
良い雰囲気になったのに新世界への扉無くなってるw
ここでパンドラボックスに触れたから創造主になって記憶維持して桐生戦兎としての記憶・身体を持ちながら新世界にこれたのね。
それだけに最初、黒髪龍我を見て覚えられてなかった時はショックだったんじゃないかな。
ステージショーは以上。
最後に犬飼くんと赤楚くん出て来たけど犬飼くん台詞とちったw
「ずっと喋ってるから返って忘れる」みたいな台詞言っていたけど、ずっとやってるから大変そう。
約15分の休憩を挟んでトークショー。
ビルドドライバー変身時のギアが回転する音が聞こえて役者陣が登場。
スペシャルバージョンだけの参加である金尾さんや三羽烏の登場は盛り上がる。
最初の赤楚くんの挨拶後に拍手が起きて
犬飼「あれは良い事話したねー、じゃなくて良く出来ましたねーって拍手だからな」
と突っ込みが冴えわたるw
「1年間を経て想うこととは?」という話題でいきなり固まるw
既に「獣になれない私たち」のドラマ撮影中だからかパーマ姿で登場。
あちらだとガッキーにサポートされる新人営業マンで戦兎とは全然違う役柄でちゃんと別人に見えてる。
美空約の高田夏帆ちゃんは生で見ると凄くかわいい。
グリス最後のシーンの涙など裏側の話も聴けたけど、そこで涙を出し尽くして幻徳の時は泣けなかったw
紗羽の話ではマニキュアの色に拘っていたらしい。
最初は裏切る役ということで怪しげな紫色を選んだらしい。
最後にローグとマッドローグが並んだ時もそれを思い出して紫のマニキュアを付けたんだとか。
このトークは男よりも女性客の方から「おおー」と歓声が聞こえて来た。
また当初はもっと酷い悪役を想定していたけれど最初の裏切りで美空たちの輪に入った時、あまりにも輝いていたからその案は止めたんだとか。
2度目の裏切りは苦渋の選択だったのかその名残だったのかもしれない。
幻徳約の水上さんは「僕は大森さんと武藤さんのおもちゃだからw」と笑ってはいたけどその後何度か話題になるあたり、水上さんもTシャツ要員にされるのは嫌だったのかな。
自分もネタキャラになる前までの幻徳が大好きだったからTシャツネタは見ていて辛かったけど、一定の人気はあるのか黒ジャケットを開いて「39(ありがとう)」を披露するたびに歓声が上がっていた。
葛城巧役の木山さんは撮影中ただただ孤独だったとか。
たまに撮影現場に行くと
赤楚「あれ、何しにきたんですか?」
と言われる始末w
印象的なシーンではラビットラビットに変身して鷲尾兄弟が退場する話を選んでいたのが印象的。
そこで多くの人たちが撮影に参加したから印象深かったんだとか。
三羽烏の3人もまさかファイナルステージにまで出れるとは思わなかったと。
何度目かも分からないクランクアップを迎える程。
3人としては戦兎と一海の背中を押したあのシーンがクランクアップと思って演じたとか。
確かに作品的にも演出的にもあそこがピークだった気がする。
青羽は次元大介、黄羽は笑顔の裏に本性のある沖田総司と思いながら演じたけど実際は1日で消えたw
そんな中、青羽の「よぉ」は迫力あった。カメラが入りきらなかったのが残念。
惣一約の前川さんとエボルトの声を担当した金尾さんは今日が初対面とかw
前川さんはかなりスタイル良いし流石俳優。
金尾さんはまんまエボルトの声で凄い。DCEUではアルフレッドだし感動した。
スーツアクターさんも入れて3人でエボルトを作り上げたけど、3人が3人とも演技を寄せて来たからこそ作り上げる事が出来たと前川さん。
金尾さんも正体が前川さんと知ってからは声に色気や艶を出したとか。
通常のトークがかなり長かったからか、恒例になっているはずの名シーン再現が無くて残念。
やって欲しいシーンはいっぱいあって楽しみにしていたから。
変身シーンはあったけれど、せっかくなら葛城巧役の木山さんや三羽烏にも変身して欲しかった。
去年のエグゼイドがニコにバグスター2人まで変身する大盤振る舞いだったから若干寂しく感じる。
それでも役者陣の変身がカッコよくまずは前川さんがブラックホールに変身。
「こっちの声の方がなじみがあるか?」で切り返す金尾さんが上手すぎる。
拍手が終ってないのにすぐさま変身ポーズに入る内海。
マッドローグの音声はエボルマッチの共有音声だからちょっと寂しいけど初変身の「忠誠を誓おう!」は迫力ある。
続く幻徳はローグに変身して「割れる!砕ける!」は自分の手でやってるw
紗羽を抱き寄せてのホテルネタは大歓声w
武田「悪いな戦兎・・・約束破るわ!」
会場「キャー!」
Are you ready?
武田「出来てるよ!」会場「キャー!」
これが一番歓声上がった。
去年のエグゼイド千秋楽はみんなレベル2(基本フォーム)だったし幻徳がプライムローグじゃなくて普通のローグだったから普通のグリスだろうと諦めていたところにこれは燃える!
続いて龍我の熱いクローズマグマと戦兎のジーニアス。
犬飼「サブキャラには荷が重かったみたいだな」
グレイト オールイェイ!
犬飼「変身!」
完全無欠のボトルヤロー!ビルドジーニアス!
犬飼「自意識過剰な正義のヒーローの復活だ!」
で締め。初変身再現してくれてるのが嬉しい。
そして最後の挨拶へ。
印象的なのが一海役の武田さんで
「戦兎と龍我はこれからの俳優界を引っ張っていく存在になる。そんな時でもライダーやっていたんだ!と覚えていて欲しい」
「1年間ありがとうございました!10年後にまた会おう!」
ファンサービスたっぷりの最後。
幻徳役の水上さんは最後までTシャツネタに徹して紗羽役の滝さんは「家族になってくれてありがとう」と一貫してる。
美空役の夏帆ちゃんは「私も美空が大好きです!仕事に恋に頑張ります!」と宣言。
龍我役の赤楚くんはいつまでも龍我で有り続けると高らかに叫ぶ。
挨拶終わった後も「まだ終わっちゃいねーぜ!ここからはちびっこタイムだ!」と来てくれた子供たちに語りかける。
終演時間入れると21時を回るせいか抽選の結果か、子供たちは少なかったけど龍我の熱さは子供たちの心に届いたはず。
最後に戦兎役の犬飼くんの挨拶。
佐野くん・竹内くん・西銘くん・飯島くんと号泣続きの中、淡々としているというか仕事の1つとして捉えているようなストイックさは白石くんに通じるものがある。
犬飼くんは例年のファイナルステージに比べたらそんない喋らなかったけど、受け答えがハキハキしてて喋る度に面白いし戦兎のように頭良い人なんだなと思った。
そんな犬飼くんでも中盤は精神的に参って心身共にキツかったみだし撮影の過酷さが伝わってくる。
印象的だった劇中カットは赤楚くんと当初被っていた。ここにきてベストマッチぶりを発揮。
ラストは「お前ら、本当に最高だっ!」からの
犬飼「勝利の法則は――」
会場「決まったー!」で締め。
恒例の再度幕開けがあるのでエグゼイドの時ほど帰る人は少なかったように思える。
カーテンが締まりきる限界ギリギリまで手を振ってくれるキャスト陣が嬉しい。
台風で中止になった会場もあったけど、去年同様にビデオパス・TTFCで配信されたのがせめてもの救いだろうか。
開場後は握手会。
再びカーテンが開くとなんと今年はジーニアス、マグマ、ブリザード、プライムローグの最強フォーム揃い踏み!
過去にドライブ・エグゼイドと参加したことあってスペシャルバージョンであったエグゼイドでもスナイプレベル1がいたりしたから今年も基本フォームかな?と思ったからこれはサプライズ。
プライムローグは登場と同時にマントを翻してからの土下座wwww
司会のお姉さんも「内海さんはいないから土下座しなくて大丈夫ですよ」と励ましてるw
事あるごとにマントを翻すプライムローグがカッコいい。
1階席後方右側だから呼ばれるまで時間かかったけど、その分遠くから生のスーツを堪能できた。
ジーニアスとマグマは撮影用か分からないけどブリザードとプライムローグは撮影用しかスーツ作っていないはずだし間違いなく本物のはず。
毎度のことながら、生で見るとダサいと思っているフォームですらカッコよくみえてジーニアスは惚れ直した。60本のフルボトルの配色が美しい。
ブリザードも間近で見るとメタリックカラーが綺麗でマグマも翼がカッコいい。
プライムローグも予告時点では白いマントが安っぽく見えてダサかったのに生で見ると本当にカッコいい。
マスクもフィギュアーツ始めとしたフィギュアで微妙なものばかり見ているから、実物は太すぎない絶妙なバランスで作られていたことが良く分かる。
ブリザードのロボット部分(左手)で送り出してくれたのが嬉しかった。
プライムローグの時に「幻徳が一番好きです!」って言ったら頭ポンポンしてくれて28になる良い大人が満面の笑みで開場を外に。
他の人のを見ているハグしたり頭ポンポンしたり子供相手には中腰になったりでサービス精神タップリの4人だった。
開場に出ると21時40分くらいですっかり真っ暗。
去年の反省を生かしてベルトを持ってきたけど、エグゼイドの時と比べてベルト巻いている人の数が少なかったら巻く勇気は無かったけど写真くらいは。
周り見るとソフビやフルボトルを始め思い思いのグッズを手に撮影している人が多い事に気が付いた。
「明日から仕事かー」と悲惨な声もちらほら。有給使ったワイ、高みの見物。
実際地方から来ている人は有給使ったり学校休まないと無理だけど。
帰宅後のホテルで1枚。
夜は焼肉っしょー!をやりたいところだけどホテル近傍の焼肉屋さんの場所は分からないし服に臭い付きそうで夜も遅かったからコンビニの焼肉弁当で我慢。
キャスト陣は本当に焼肉したとか。
と言う訳でビルド ファイナルステージ スペシャルバージョンでした。
実は最初当たった時は本編終盤があんなんだったし有給使って新幹線往復代払って行くほどなのかな?と迷いつつの参加だったけど行って良かった。
ショーやトークも面白く盛り上がるファンたちと一緒の場にいるとそれだけで楽しくなる。
ファイナルステージが終った今となっては「本当にビルド終っちゃったんだな」としんみりしてるからなんだかんだでビルドが好きだったんだと再認識した。
本編も中盤までは突込みどころがありつつも毎週楽しんでいたし、
ショーも最終回合間のエピソードと聞いた最初こそ新世界の話は思いつかなかったのか、Vシネクローズのためとか逃げに感じたけど終ってみれば面白くて大満足、
トームもキャスト陣の愛が感じられてほんわかできる2時間。
心残りはOP歌わなかったことかな。
次のイベントは超英雄祭だけど今年は平日の武道館開催。
鎧武・トッキュウジャーの2014年を最後に参加してないし年度末で凄く忙しい時期だけどたまには思い切って参加してみようかな。
半休とか時間単位で有給使えばギリギリ間に合う、はず。
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- 2018/10/17(水) 17:08:52|
- 仮面ライダービルド
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