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【芸能・社会】

南果歩「ギリシャ悲劇どころじゃない激動の1年」 出演舞台の公開稽古

2018年12月12日 紙面から

公開稽古を行った(左から)宮崎吐夢、中村橋之助、南果歩=横浜市の神奈川芸術劇場で

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 歌舞伎俳優の中村橋之助(22)と女優の南果歩(54)、宮崎吐夢(48)が11日、横浜市の神奈川芸術劇場で舞台「オイディプスレックス」(同所で12~24日)の公開稽古を行った。

 同作は生みの母親を妃(きさき)に迎えたオイディプス王を描いたギリシャ神話の悲劇を題材にしている。今年5月に俳優の渡辺謙(59)と離婚した南は「もうギリシャ悲劇どころではない激動の1年だった」と2018年を振り返った。16年には乳がんの手術を受け、昨春は精神疾患を患った。

 「12月に素晴らしい作品に出会え、役にも出会え、この1年を終われるなって気持ちです。去年、今年、人生最悪の時だった、満身創痍(そうい)で…でも、ここまでこれた。仕事ができる感謝でいっぱいです」

 王妃であり、母親でもあるイオカステ役を演じる。主役・オイディプスの中村に「橋之助さんは年下だけど頼りがいのある夫。歌舞伎で生まれ育っただけに王としての品格が全然違う」と絶賛。中村は「お美しくて…」と照れていた。

 

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