演歌歌手の松原健之(39)が11日、新曲「最北シネマ」の舞台になった北海道稚内市でキャンペーンを行い、“日本のてっぺん”から歌謡界のてっぺんを目指すことを地元ファンに誓った。
11月末に発売した新曲は、最北端の映画館をモチーフにしたラブバラード。前作「花咲線~いま君に会いたい~」に続く北海道シリーズの第2弾になった。
キャンペーンでは映画館を会場にライブを開催しファンに新曲などを熱く披露。「歌を通じて稚内の魅力をPRしてもらえれば」と、工藤広稚内市長(69)が出席しての「稚内ふるさと大使」任命式も行われた。
滞在中は宗谷岬の突端にある「日本最北端の地の碑」も訪問。海峡から吹き付ける強風にあおられながら最北地ならではの極寒を体感した。「静岡出身なのでこの寒さは耐えられません。自然の強さと厳しさを教えられました!」と笑った。
来年はデビュー15周年に。「新曲を全国でヒットさせて15年への大きな弾みにしたい。マイペースできましたが、少し歩幅を広げて頑張っていきます」と意気込んだ。