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【芸能・社会】

サザン「紅白」特別枠で出演 35年ぶり、NHKホールから

2018年12月12日 紙面から

紅白歌合戦に特別枠で出演することが決まったサザンオールスターズ=6月25日、NHKホールで

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 6月にデビュー40周年を迎えた人気バンド「サザンオールスターズ」が、大みそか放送の「第69回NHK紅白歌合戦」に4年ぶり5度目の出場が決まったことが11日、分かった。関係者の話を総合すると、紅組でも白組でもない「特別枠」として、1983年以来35年ぶりにNHKホールからの生出演になるという。老若男女、幅広い世代に親しまれるサザンが、超目玉アーティストとして平成最後の紅白に花を添える。特別枠での出場は宮本浩次&椎名林檎、北島三郎に次いで3組目。

 サザンが前回紅白に出場したのは2014年。年越しライブを開催した横浜アリーナからの中継だった。放送当日まで事前予告が全くない完全サプライズで31年ぶりに特別出演し、「ピースとハイライト」「東京VICTORY」の2曲を歌った。

 ボーカル桑田佳祐(62)がソロ活動を展開した昨年は、桑田がNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を手掛けたこともあり、同じくソロとして立った横浜アリーナの年越しライブからの中継で同曲などを披露。番組内で放送されたスピンオフドラマにも浜口庫之助役として出演していた。

 今年はついにデビュー40周年イヤーが幕開け。デビュー記念日の6月25日と翌26日に「ちょっとエッチなラララのおじさん」と題したキックオフライブを開催した場所は、紅白の会場と同じNHKホールだった。過去に紅白の総合司会を務めた有働由美子アナウンサー(49)のナレーションも話題になった。

 83年にサザンがNHKホールから紅白に出場した際は白組として「東京シャッフル」を歌った。今年は特別枠での出場のため、14年と同様に複数曲を歌う可能性もある。選曲も注目される。

 5年間の活動休止、桑田の食道がん手術など紆余(うよ)曲折を乗り越え、ファンとともに歩んで40年。今年は8月1日に2枚組の企画アルバム「海のOh, Yeah!!」(海のオヤー)をリリースした。桑田は11月29日と12月1、2日の3日間、パシフィコ横浜で、ソロコンサート「平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦」を開催。企画としては今回がラストとなる同ライブにサザンのメンバーもサプライズでゲスト出演していた。

 平成最後を飾る本物の紅白も、ひとりではなく全員でステージに立ち、来春の全国ドーム&アリーナツアーに弾みをつける。

◇サザンの紅白歌合戦◇

年    歌唱曲

1979 いとしのエリー

1982 チャコの海岸物語

1983 東京シャッフル

2014 ピースとハイライト

     東京VICTORY

 

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