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【プロ野球】

Cの丸からGの丸へ 5年25億5000万円、背番号8で勝負!

2018年12月12日 紙面から

入団会見で原監督(左)とグータッチを交わす丸=東京都千代田区の帝国ホテルで(平野皓士朗撮影)

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 広島から巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)が11日、年俸4億5000万円の5年総額25億5000万円で契約。東京都内のホテルで入団会見した。背番号は原監督が現役時代につけていた「8」に決まり、用意されたユニホームに袖を通した。

 広島で田中、菊池と合わせて「タナキクマル」なら、巨人では「マツタカマル」となる。今季39本塁打で2年連続MVPを獲得したバットマン。会見に同席した原監督から「左の長距離砲が必要だった。松井秀喜、高橋由伸とダブらせた」と生え抜きスターと横並びで評価された。

 さらに、6年連続ゴールデングラブ賞で、2013年に盗塁王に輝いた守備走塁では「彼らに勝っている」と畳み掛けられた。これには丸もタジタジ。「雲の上の存在。憧れしかありません。少しでも近づけるようにしたい」と恐縮しきりの表情を隠せなかった。

 千葉県出身で、入団の決め手のひとつとなったのは幼少期の記憶だという。「小さいころ、プロ野球を観に行くといえば東京ドームだった。憧れというか、夢でした」。そんな丸が迎える来季の開幕戦はくしくも、3月29日の広島戦(マツダ)。身も心もオレンジに染まった丸が真っ赤なコイ党で埋まった敵地に乗り込む。 (川本光憲)

(金額は推定)

 

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