チラシの裏の落書き帳   作:はのじ
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オーバーロード

 瞳を開くと目の前にとんでもない美女がいた。

 

 しみ一つ無い透き通る白磁の肌を、肩口から胸元を大きく開いた純白のドレスの上部から惜しげも無く晒し、普遍的な美の価値観を持つ者なら誰もが見惚れる微笑を浮かべる様は女神の如しだ。

 

 ドレスと対象的な漆黒の艶やかな髪が豪奢に流れ落ち、女性なら羨望を禁じ得ない大きくくびれた腰の下辺りまで届いていた。

 

 男性の欲情を掻き立てる事が目的だと思わせる様な、しかし女性の美しさを際立たせる扇情的な純白のドレスは、腰部が肩口と同様に大きく削られ、純白の肌が覗き見え、流れた黒髪がゆらりゆらりと揺れることで白と黒をお互いに印象付け、得も知れぬエロスを醸し出していた。

 

 だと言うのに女性から受ける第一印象は『淑女』だ。

 

 瞳が、表情が、仕草が、雰囲気が。視線の位置、指先一つの所作、一筋の黒髪がさらりと流れる動きですら、心から瞳に映る者を思いやり、畏敬・敬慕・信頼・尊崇・情慕・慈愛・忠義・憧憬・恋慕と言ったポジティブな感情をダイレクトに伝えてくる。

 

 絶世の美女と言っていい。かつて出会った女性など比べるのもおこがましい美しさだった。

 

 だが目の前の美女は人間ではない。人間であるはずがなかった。

 

 女性の左右のこめかみの上からは山羊を彷彿とさせる太い角が先端を尖らせながらぐるりと側頭部を覆い、曲がりくねて前方に突き出ていた。

 

 人間ではあり得ない瞳の色。その虹彩は金に彩られ、瞳孔は蛇のように縦にぱっくりと割れていた。

 

 付け根が背中側の腰の辺りにあるのか、堕ちた天使を思わせる黒く染まった翼がふわりと広がりゆっくりと動いていた。

 

 女性の頭部から伸びる角が僅かに表情に影を作り、容貌に浮かべる女神のような微笑みは、堕天使の羽根も合わさり、妖艶さと神秘性を醸し出していた。だがそれは彼女の清楚さを損なうものではない。相反する性質を内包しつつ、矛盾しながらも破綻しない、圧倒的で幻想的で絶対的な美がそこにあった。

 

 彼女の本質は外面的な美しさではない。戦闘力もさることながら、本質は内側にあった。そうあれかしと創造された優秀な頭脳からくる内政能力、実務能力は折り紙つきで、彼女の能力に疑問を抱くものは存在しない。

 

 戦闘と智謀はそれぞれ第一人者に僅かに劣るものの、総合力では上位を争う実力者。家事にも長け、良妻賢母の趣きすらあった。だがそれも彼女の持つ内面の一つである。他者が苦しむ姿を、絶望を与えることに悦びを感じ、その為には非道で狡猾な手段を選ぶことを厭わない精神。

 

 この言い方は卑怯だった。彼女達から見れば彼女達が属する集団以外の存在は無価値だからだ。俺だってそうだ。地球の裏側でどれほど残酷な死に方をした人間がいてもそれは俺にとっては無意味だ。俺の身近な生活に影響を及ぼさない人の死は、可哀想だと思うことはあっても次の日には忘れてしまう程度の価値しかない。

 

 それを差し引いても彼女の性質は歪んでいる。いや、歪まされた。

 

 その歪みから派生してしまった、彼女の女神の微笑みの下に隠された憎しみとも言えるどろどろとした想念は、俺以外誰も知らない。

 

 モモンガさん以外の至高の存在、生みの親でもあるタブラ・スマラグディナにですら『自分達を捨てた者』と激しく憎悪、軽蔑し、ギルドサインを顕した旗ですら人知れず蔑ろにしていた。

 

 彼女の忠誠はギルド『アインズ・ウール・ゴウン』にすら向いていない。

 

 俺は彼女に会ったことはない。当たり前だ。会えるはずなどない。だが俺はこの女性を知っていた。気高く賢く清楚で淫乱。主への愛が溢れる余り、時に奇行に走り暴走する。

 

 ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の階層守護者統括。ギルド拠点『ナザリック地下大墳墓』に所属する全NPCの頂点に立つ慈悲深き純白の悪魔。その名は……

 

「アルベド……」

 

「どうかなさいましたか? モモンガ様?」

 

 俺は目の前の美に対し、知らずごくりと喉を鳴らし……鳴らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セバスはプレアデスから二人を選び、ナザリック周辺の地理を確認せよ。知的生命体がいた場合、お前の裁量で交渉し友好的にここに連れてこい。行動範囲は周囲五キロに限定。戦闘は極力控えろ。但し交戦した場合は痕跡を残すな」

 

「了解いたしました、モモンガ様。直ちに行動を開始します」

 

「プレアデスを伝令に使え。何があっても情報だけは持ち帰らせろ。行け!」

 

「承知いたしました。我らが主よ!」

 

 一見ロマンスグレーに見えるナザリックの家令、竜人のセバス・チャンはナーベラル・ガンマとソリュシャン・イプシロンを選び、三人は跪拝の後に行動を開始した。主の前で見苦しい姿を見せるわけにはいかない。走るでもなく、しかし勅命を少しでも早く遂行する為、素早く玉座の間を出ていった。

 

 俺は残ったプレアデス四人に命令を伝える。

 

「ユリ・アルファよ。残ったプレアデスと共に九階層に上がり八階層からの侵入者の警戒に当たれ」

 

「畏まりました、モモンガ様」

 

 プレアデスの四人も跪拝すると一斉に立ち上がり命令を遂行すべく玉座の間の巨大な扉を開き出ていった。俺には分かる。済ました顔をしていたプレアデス達だが、押さえきれない高揚で頬を赤くしていた事を。

 

 文言一つ一つの細かな事は覚えてない。だが概ね合っているはずだ。大事な事は早く一人になることだった。

 

 これで玉座の間に残ったのは俺とアルベドのみ。問題はここからだ。一人になってゆっくりと考えたい。普通に考えればバレる可能性は低い。だが相手はアルベドだ。ほんの僅かな違和感から真相にたどり着く危険性がある。そしてこれはデミウルゴスにも言える。だがこの二人を並べてより危険なのはアルベドだ。

 

 俺はアルベドに命令を言い渡そうとした。

 

「ではモモンガ様。私はいかがいたしましょうか?」

 

 すぐ側に控えていたアルベドが微笑みを浮かべて問いかけてきた。主を心から慈しむ微笑み。だが今はこの微笑みが怖い。この後おっぱいイベントがあったはずだが、オーバーロードに肉欲は薄い。そして心に強い情動があれば即座に鎮静される。肉体の接触も極力避けたい。惜しい気持はあるがここは当然スルーだ。

 

「う、うむ……」

 

 絶世の美人と表現される事だけのことはある。きめ細やかな肌、潤んだ瞳、艶やかな唇、そしてたわわな双丘。アルベドの香りなのか甘い匂いも漂っていた。

 

 無いはずの心臓が早鐘を打った様に感じた。流れていないはずの血液が顔と局所に集中した様に感じた。アルベドに見つめられただけで、余りの美しさに心が浮き立った。アルベドという存在に心が、体が大きく揺さぶられた。

 

 何故だ!? アンデッドの特有の種族特性である精神の沈静化が働かない!

 

 俺はスキルで魅了されたかの如くアルベドと見つめ合ってしまった。

 

「モモンガ様……」

 

 堕天の黒翼がばさりと動いた。ゆらりと体が揺れアルベドが一歩、一歩と歩を進めた。

 

 オーバーロードは骸骨だ。表情を作る筋肉なんてものは一切ない。しかしアルベドは骸骨の、あるはずのない表情を読んでいるのではないかと思わせる節があった。見惚れていた事を知られるわけには行かない。

 

 精神の沈静化が働かない今、アルベドの攻勢に耐えられる自信はない。そうなると簡単にボロをだしてしまうかもしれない。それだけは絶対に避けなければ!

 

「ア、アルベドよ! お前に命じたい事がある!」

 

 夢遊病者の様に歩を進めていたアルベドの体が止まった。

 

「なんなりとお命じください」

 

 アルベドは守護者統括に相応しい優雅な所作で畏まった。

 

「う、うむ。アルベドよ、各階層守護者に連絡を取り守護階層に異常がないか確かめさせろ。結果は報告書に纏めておけ。その上で守護者達を、一……三時間後に六階層のアンフィテアトルムまで来るように伝えろ」

 

「畏まりました。復唱いたします。各階層守護者に各階層の異常を確認させ、結果を報告書に纏めます。今より三時間後に六階層のアンフィテアトルムに来るよう階層守護者に伝えます」

 

「よし。行け」

 

「はっ」

 

 打てば響く。アルベドは少し早足で玉座の間を後にした。

 

 俺はアルベドの姿が完全に見えなくなったのを確認して、ため息をついた。肺なんて無いので仕草だけだが、幾分か気分は入れ変わった。

 

 玉座の間には俺を除いて誰もいなくなった。俺だけだ。オーバーロードの俺だけだ。

 

「なんてこった……」

 

 右手を見た。白い骨だけになった指に幾つもの指輪が嵌められていた。腕を持ち上げ顔を触った。こつりと音がして骨同士の乾いた音が響いた。眼窩に指を差し込むと何の抵抗もなくすっぽりと収まった。

 

「アインズ様になってるよ!」

 

 左手に持ったギルド武器、『スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン』が苦悶の表情を浮かべるオーラを左腕に絡ませた。

 

 俺はアルベドを前にして混乱した。表情が一切出ない骸骨だが、アルベドは俺の混乱を察したのか「どうかなさいましたか?」と声を掛けてきた。やっぱり彼女は要注意だ。

 

 ここに至って俺は漸く確信した。オーバーロードのアインズ様に憑依している。それもユグドラシルからの転移直後のアインズ様に。

 

 その証拠にセバスと六人のプレアデスが玉座に座る俺の前で片膝を落として臣下の礼を取り、左手にはアインズ様が普段は絶対に持ち歩かない禍々しいオーラを纏ったスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン。それらはテレビのアニメで見たワンシーンに酷似していた。俯瞰で見ているか主観で見ているかの違いは問題にならなかった。

 

 俺は混乱の直後に恐怖した。何故なら、何故なら俺はアインズ様の中の人、鈴木悟ではないからだ。ナザリック地下大墳墓を作り上げた至高の四一人の頂点、ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター、モモンガさんの中の人ではないからだ。数多くのNPCを創造し、ユグドラシルに於いて、プレイヤー、傭兵NPC含めて一五〇〇人という大戦力の討伐隊の襲撃を返り討ちにした至高の四一人のまとめ役、モモンガさんの中の人、鈴木悟ではないからだ。

 

 NPC達はリアルの事を知らない。正確にはリアルがどんな世界かを知らない。ナザリック地下大墳墓を去った至高の存在がNPC達を捨てリアルに去った事は認めたくないながらも漠然と理解している。

 

 NPC達は世界の転移前から意識があり、至高の四十一人の会話を記憶している。それはシャルティアがぶくぶく茶釜とペロロンチーノの会話を聞き、ぶくぶく茶釜のリアルの職業が声優だと覚えている事で明らかだ。

 

 至高の存在の会話を覚えているNPCの前で迂闊な事を話せば、疑われる可能性がある。疑われるだけならまだましだ。問題は守護者統括のアルベド、第七階層守護者デミウルゴス、そして宝物殿領域守護者パンドラズ・アクターの三人である。

 

 アインズ様が思いつきで話した計画に対し、異常なまでに深読みし、一が一〇にも一〇〇にも膨れ上がり、アインズ様の無いはずの胃を痛める程の頭脳を持つナザリックが誇る智の三巨頭。

 

 彼らは鈴木悟というリアルの存在を知らない。恐らくモモンガ様がリアルからユグドラシルにモモンガそのままの姿で渡ってきたと思っているのではないだろうか。故に物語の冒頭、転移直後に中の人が入れ替わったとしても気が付くはずがない……とは思えない。

 

 この三人であるならば、言動のほんの僅かな違和感から、中がの人が違う事を看破される可能性を否定出来ない。一を聞けば一〇〇を知る連中だ。絶対に安心出来ない。

 

 もし正体が露見すればどうなるだろうか。中の人が栄光のナザリック地下大墳墓を作り上げた至高の存在の頂点に立っていた存在と違うとわかった時は。間違いなく彼らの逆鱗に触れることだろう。……正直どうなるか分からない。体は間違いなくアインズ様だ。存在を消される事はないだろう。しかしそれ以外は? 自由を奪われ、なんとしてでも中の人を入れ替えようと手段を探すかもしれない。体の自由だけならいい。精神の自由を奪われる可能性は? アインズ様の玉体を大事に扱い、精神が地獄の様な拷問で苛まれるかもしれない。NPC達がしないと思うか? 俺はそう楽観的には思えない。彼らの人間に対する扱いを知っているからだ。

 

 ナザリックに属する者には仲間意識を持つ彼らはそれ以外に対して、非常なまでに冷淡だ。人間牧場では背中の皮を剥ぎ、死体に尊厳はなく資源として淡々と扱う。全ての人間に貴賎はなく、ただナザリックに役に立つか立たないかが判断基準となっていた。

 

 身震いなどしないはずの骸骨の体が寒気を感じ、ぶるりと震えた。そうだ俺は怖かったのだ。怖くて怖くて、一秒でも早く一人になりたかったのだ。目の前で臣下の礼をとるセバス達とアルベドに命令を下し、玉座の間から一秒でも早く立ち去ってもらいたかったのだ。

 

 冒頭の細かな描写は覚えていなかった。だが概ね物語通りの展開で進めたはずだ。彼らが玉座の間から去った今、僅かでも時間を稼げた事に俺は安堵していた。

 

 少し考えをまとめよう。現状分かっていることは以下だ。

 

・オーバーロードのモモンガ様に憑依してしまった。

・事故で死亡した記憶がなければ、神様に会った記憶もない。

・気がつけばモモンガ様になっていた。

・現在のところ疑われている気配はない。

・アンデット特性である精神の沈静化が働いた様子がない。

・同じくアンデットなのに欲情や悪寒といった人間の様な感覚が訪れる。

・感性は摩滅していない。ほぼ人間の時のままだ。

・勃起はしない。そもそもあれは存在しない。

・そして、目の前に浮かぶコンソールに表示されたカウントダウンされながら一〇〇を切りつつある七セグメントの数字……

 

 そう。俺の目の前には浮かぶはずのないコンソール画面があった。しかもカウントダウン付きで。たった今、腕を何気なくフリックした時に出てきたのだ。

 

 俺は唐突に閃いた。そうだ! フレーバー設定を書き換えればいいんだ!

 

 俺はオーバーロードという物語は大好きだが、小出しの設定のみの至高の御方に対して思い入れはない。だから設定を変えるくらいなんとも思わない。そんなものより、俺の命の方が大事だ。

 

 一〇〇を切ったカウントダウン。俺はNPCのフレーバー設定を変えるべく急いでコンソールを操作した。時間はもうない。数字がゼロになればどうなるのか。爆発するのか? 普通に考えればコンソールの制限時間だろう。三人の設定を変える時間の余裕はない。ならば変更するのは一番危険だと思われるアルベドだ。アルベドの設定を変更して、今現在のモモンガに対して何があっても疑いを持たないように書き換えてやる。幸いなことに左手にはスタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンがある。これさえあれば他人の創造したNPCに対してギルドマスター権限で設定の書き換えが可能だ。

 

 NPC一覧の項目をタップした瞬間にNPCリストが表示された。スクロールバーが異常に短い。名前でソートされていない。膨大な数のNPCの一覧が一列で順不同に並んでいた。

 

 これは無理だと判断した。一般メイドのホムンクルスですら四一人もいるのだ。この中からアルベドを探し当て、設定を書き換えるのは時間制限がある中では困難だ。同じ理由でデミウルゴスも選択から外した。

 

 慌てるな。まだ時間はある……俺は焦る心を押さえつけて自作NPCの項目を探した。これならば対象は一人。パンドラズ・アクターだけだ。時間は残り七〇カウント。

 

 指をタップしてパンドラズ・アクターのフレーバー設定の編集を行う。モモンガさんにとっては黒歴史でも、俺にとってはそんなもの関係ない。スクロールバーを操作して活字の最後にカーソルを移動させた。

 

『何があろうとモモンガを疑わない。』

 

 編集し終えた俺は更新ボタンをタップした。

 

 終わった……残りカウントは三〇。余裕で間に合った。少し余裕が出来た俺は、ならばと可能な限りアルベドの項目を探してみることにした。

 

 NPCの項目に戻ってアルベドを探した。スクロールバーざっと流した。最悪見つからなくてもいいからざっくりと流し見た。あった。アルベドだ。カウントを気にする余裕はない。設定項目を開いて最終行までスクロールした。

 

 しかしあと少しで最終行が見えるというところで無情にもコンソールは一瞬で掻き消えた。カウントがゼロになったのだ。

 

 俺はコンソールを出そうと腕をフリックした。出ない。もう一度フリックした。コンソール画面は出なかった。

 

「ふぅ」

 

 流れていない汗を拭う仕草と溜まっていない肺の空気を吐き出す仕草。肉体的には何の意味もないが気分の切り替えには十分に意味があった。達成感を示す行為としてはこの場では最適かもしれなかった。

 

 理由は分からないが出ないはずのコンソールが表示され、出ていたコンソールが今はもう出ない。

 

 俺は玉座に深く体を預けた。次にすることを考えるためだ。

 

 この後、物語の流れではアンフィテアトルムでアウラとマーレに接触していたはず。魔法の使用実験をしている内に守護者達が集まり、モモンガ様をどう思っているか聞いていたはず。いや、忠誠の儀が先だったか……はっきりと覚えていない。セバスがナザリック周辺の捜索を終えて現れたのはどのタイミングだったか。

 

 記憶って結構曖昧だな。指示した時間まであと三時間弱。まだ時間の余裕はある。ならばすることは……

 

 俺は指にはめられたリング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを起動して転移をする。宝物殿の領域守護者、パンドラズ・アクターに会い、設定書き換えの確認をするために。

 

 俺の名前は聡。アインズ様の中の人、鈴木悟とは一文字違いの鈴木聡。二一三八年のアーコロジー出身ではない。二一世紀の日本でオーバーロードの新刊を楽しみにしていた、ただのサラリーマン、鈴木聡だ。

 

 








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