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【プロ野球】

ナベツネさん「死亡説流されたから来た」 原監督殿堂入りパーティーへ

2018年12月11日 紙面から

 巨人・原辰徳監督(60)の野球殿堂入りを祝う会が10日、東京都内のホテルで開かれ、渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(92)ら560人が出席した。8月に自宅で転倒し、頸椎(けいつい)の一部を骨折した渡辺主筆は同会の発起人の1人で、公の場に登場するのは約5カ月ぶり。来賓として出席した安倍晋三首相らと同じテーブルに着いた。あいさつに立った原監督から「本日は渡辺主筆にも久々にお会いしました。ご無沙汰しております」と振られると左手を挙げて応え、うなずくひと幕も。同じくテーブルを囲んだソフトバンク王会長と談笑し、自らの足で帰途に就く回復ぶりをみせた。

 原監督は、3度目の監督就任に「今回は渡辺主筆より命は受けていないが、山口オーナーからこれは主筆と全く同意見だと伝え聞いたとき、もう一度頑張ってみようと思った」と感謝の言葉を述べた。渡辺主筆については11月中旬にネット上で“危篤説”や“死亡説”が広がり、同月下旬に巨人・山口オーナーが完全否定。球団広報によるとこの日、渡辺主筆は出席者に対し「死亡説が流されたから来たんだよ」と豪快に冗談を飛ばしたという。

 

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