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【ドラニュース】

京田、根尾に太っ腹アドバイス“時は成長なり”

2018年12月10日 紙面から

地元石川の球児たちと話して笑顔を見せる京田=石川県小松市のこまつドームで(篠原麻希撮影)

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 中日・京田陽太内野手(24)が9日、遊撃のスタメンを争うドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=に対し、プロで成功するために自分の時間をつくるようアドバイスを送った。この日は、石川県小松市で開かれたプロ野球選手会主催のイベント「ベースボール・クリスマス」でファンと交流。同じく参加した大島洋平外野手(33)は来季に向け、投手陣とのコミュニケーション強化を掲げた。

 定位置を争うライバルであっても、チームのために奮闘するという姿勢は同じ。だからこそ、当然の太っ腹サービスだ。プロの世界で2年間もまれた京田が、スーパールーキーに心構えを送った。

 「時間の使い方が大事。アマチュアと違ってナイターもあるし、移動も多いので、なかなか自分の時間をつくれなかった。自分の時間を早く確立してほしい」

 身をもって感じたからこその助言だ。新人だった昨季、ナゴヤドームでのナイター後は映像を見返し、寮の自室に戻るのは午後11時過ぎ。試合が長引けば、日付をまたぐこともあった。試合数も多く、遠征先への移動で疲労もたまった。「睡眠もそうだし、いかに疲れを次の日に残さないかが大事。先輩との付き合いも考えながら」。わずかでも心身を休める時間の確保が重要、と説いた。

 

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