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【ドラニュース】

藤嶋先生のデッカイ夢はいつかメジャー 「夢の教室」教壇で子どもたちに熱弁

2018年12月11日 紙面から

子どもたちに特別授業をする藤嶋=愛知県小牧市の米野小で(小沢徹撮影)

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 いつかはメジャーへ。中日・藤嶋健人投手(20)が10日、日本サッカー協会主催の「こころのプロジェクト 夢の教室」に参加し、「夢先生」として愛知・小牧市立米野小で教壇に立った。小学5年生に夢をかなえるためのアドバイスを送りつつ、自身も将来のメジャーリーガーを志望するビッグな夢を掲げた。同校では石岡諒太内野手(26)も「夢先生」を務めた。

 スーツ姿の「ふじっしー先生」が壮大な夢をぶち上げた。約1時間にわたる授業のクライマックス。藤嶋は手にしたチョークで黒板に「メジャーリーグ」と大きく書き、子どもたちに訴えた。

 「夢は大きい方がいいんです。うまくいくこともあれば、いかないこともある。夢に向かって頑張ってほしい」

 憧れを抱いたのは中学3年のときだった。米国遠征中にロサンゼルスのドジャースタジアムでドジャース-レッドソックスを観戦。試合前にはグラウンドに立たせてもらい、野球の本場で味わった雰囲気に震えた。

 授業後は取材に応じ、当時レッドソックスに在籍した上原浩治、田沢純一両投手と対面したことを明かした。「一緒に写真を撮ったんです」。大リーグで活躍する日本人の先輩と間近で接し、思いを強くした。

 栄光と挫折を折れ線グラフのように表しながら、夢をかなえる人生の先輩として子どもたちに熱弁を振るった。愛知・東邦高では「バンビ2世」「二刀流」と注目され、夢の一つだった甲子園出場を果たし、中日に入団。順風満帆だったが、1年目の登板はウエスタン・リーグの5試合だけだった。

 

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