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【ゴルフ】

マークセン、貫禄MVP 6年ぶり3回目シニアチームV

2018年12月10日 紙面から

6年ぶり3度目の優勝を果たし喜ぶPGAシニアチームの(後列左から)マイヤー、米山、金鍾徳、久保。(前列左から)山添、マークセン=千葉・グリッサンドGCで(神代雅夫撮影)

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◇日立3ツアーズ選手権

 ▽男子(JGTO)、シニア(PGA)、女子(LPGA)の3チーム対抗戦▽9日、千葉県成田市、グリッサンドGC(男子3658ヤード、シニア3380ヤード、女子3113ヤード=いずれもパー37)▽曇り、気温8・2度、北北西3・4メートル▽賞金総額5700万円、優勝チーム3000万円▽18選手(各6選手)▽観衆4138人

 シニアツアーのPGA(日本プロゴルフ協会)チームが、10ポイントを獲得して、6年ぶり3回目の優勝を飾った。2位は9・5ポイント獲得の女子ツアーのLPGA(日本女子プロゴルフ協会)チーム。3位は7・5ポイントを得た男子ツアーのJGTO(日本ゴルフツアー機構)チームだった。優勝チームの中から最も活躍した選手に贈られるMVP賞は、プラヤド・マークセン(52)=タイ=が手にした。

 今季のシニアツアーで5勝を挙げ3年連続3度目の賞金王に輝いたマークセン。その勢いは今大会でも衰えなかった。米山剛(53)=ヨネックス=とのペア。第1、第2ステージともにノーボギー。合計5ポイントを獲得して、チーム総ポイントの半分をゲットし、チーム戦では初の勲章となるMVPを獲得した。

 「昨年も一緒に(ペアを)組んだ米山さんとのフィーリングがとても合うので、それがいいスコアにつながった」

 この大会は3年連続3度目の出場。「普通のトーナメントではみんな同じ場所から打ちますが、距離のハンディをもらって打つというのはこの試合だけなので、おもしろい方式だなと思うし、LPGAやJGTOと回るのはとても楽しかった」と振り返った。

 今シーズン終了後の11月下旬には、米シニアのチャンピオンズツアー最終予選会に挑戦したが27位。上位5人に与えられるフルシーズンの出場権を獲得できなかった。来季については「今年は(日本の)シニアツアー、レギュラーツアーが中心でしたが、来季はアジアンツアーにも出るようにして、3つのツアーで戦っていきたい」と意欲を示した。 (櫛谷和夫)

 

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