【グラニュース】菅原&藤井、有終勝利 高校生ラスト試合でトップの経験見せた2018年12月10日 紙面から
名古屋グランパスU-18は9日、高円宮杯U-18プレミアリーグ(西地区)の最終節で神戸U-18と対戦し、3-1で快勝した。2016年に下部リーグ降格を味わい、再昇格1年目の今季は10勝4分4敗で過去最高タイの3位。来季からトップチームに昇格するDF菅原由勢(ゆきなり・18)とDF藤井陽也(はるや・17)も出場し、高校生活最後の公式戦を終えた。 引退する3年生の門出に華を添える、爽快な一撃だった。2-1で迎えた後半ロスタイム。神戸のシュートを防いだこぼれ球を、前線の中央にいたMF倍井(ますい)がキープ。一目散に敵陣へ駆け出した。 神戸は直前のFKでGKも前線に上げていた。倍井の前には無人のピッチが広がる。500人の観客の視線を集めた2年生は60メートルほどを独走し、超ド級のカウンター攻撃を完成させた。「こんなのは初めて。外したらやばいと思った」と笑った。
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