情報法制研究所への公開質問状
今回は郵送は行わず、本ブログでの公開のみとします。情報法制研究所の鈴木理事長には、同じくネット上で回答を公開していただきたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一般財団法人 情報法制研究所御中
前略
11月7日付けで貴研究所の鈴木正朝理事長へ抗議文を送付いたしました。
これに対して、貴研究所所属の山本一郎上席研究員より、私とカドカワ株式会社宛に11月15日付で訴訟が提起されています。
一方、貴研究所からは、何ら返答を頂いていません。
しかしながら、前回の抗議文は山本一郎氏に宛てたものではなく、山本一郎氏のような言動を行なっている人物を所属メンバーとしている貴研究所へ宛てたものです。
前回の抗議文は、山本一郎氏の言動についての貴研究所の見解を求めたことが主たる趣旨であり、山本一郎氏の記事を削除する要求をおこなったことは、貴研究所は山本一郎氏の言動に一定の責任がある、という私の主張の表現にすぎません。
山本一郎氏が、その削除要求の部分を取り上げて確認訴訟を提起したことは、論点のすり替えであり、改めて以下の項目について貴研究所の見解を問いたいと思います。
一、前回の抗議文でも指摘したように貴研究所が公に発表している意見書の内容に反する意見をもつ委員に対して、山本一郎上席研究員がネット上でヤフーニュースなどを利用しておこなっている個人攻撃についての貴研究所の責任の有無についての見解を聞かせていただきたい。
一、上記の山本一郎上席研究員がおこなっている個人攻撃の記事の内容について、貴研究所も山本一郎氏の記事と同じ考えを持っているのでしょうか?また、同じ考えでないのであれば、山本一郎氏の記事の内容についてどう考えているのでしょうか?
一、貴研究所はホームページによると、「情報法制についての研究と政策提言をおこなうこと」を目的として設立されたとあります。貴研究所の考える政策提言の範囲には、前回の抗議文でも指摘した山本一郎氏がおこなっている意見の異なる相手への個人攻撃は含まれているのでしょうか?
一、前回の抗議文にも記載しましたが、貴研究所のホームページによると、活動方針の一つ目として「情報法制及びその関連分野に関する高い専門性を有する人々が集い、公共的な課題解決のために公正中立を旨として活動すること。」とあります。山本氏の個人攻撃とそれを拡散する理事長等の行いは、この活動方針にある「公正中立を旨として活動すること」に反しているのではないでしょうか。
一、山本一郎氏は日常的にネット上で第三者への誹謗中傷をくり返しています。貴研究所は山本一郎氏を上席研究員として処遇していますが、氏の日頃の言動については、どのような見解をお持ちでしょうか?山本一郎氏の言動は貴研究所が判断される上席研究員としての資質としては、問題がないのでしょうか?もしくは貴研究所の考える言論の自由の範囲内に山本一郎氏の言動は含まれているのでしょうか?
今回、論点を明確にするために、前回の抗議文で貴研究所に対しておこなった山本一郎氏の記事の削除と謝罪の要求については取り下げます。今後も、前回の抗議文で指摘した山本一郎氏の記事について、貴研究所ならびに山本一郎氏に対して、謝罪と削除については求めることはありません。
以上、前回の抗議文、および今回の質問状に対して、早急にご返答をいただけるようお願いいたします。
早々
川上量生
- 次の記事これより新しい記事はありません。
- 前の記事2018-12-10 10:51:25当ブログの位置付けについて1コメ