『それ行け!地球人』〜宇宙人が教えてくれる、地球で快適に生きていくためのヒント〜
『魂が抜けた?』(後編)
「死んだつもりでやってみろ!」などと皆さん軽く言いますが、実際に死ぬのはそう簡単なことではありません。
このコラムは「臨死体験によって宇宙人であることに目覚めた人間(服部)」と「地球人として日々苦悩し続ける人間(安田)」による、不思議な不思議な人生対談です。
第1回『服部さん、これ本気ですか?(前編)』
第2回『服部さん、これ本気ですか?(後編)』
第3回『魂が抜けた?』(前編)
『魂が抜けた?』(後編)
死後の世界って面白いんですよ。最初、三途の川みたいなものがあって、その先に「千と千尋の神隠し」に出ているような温泉宿があるんですよ、でっかい真っ赤な。
映画の影響じゃなくて逆です。あの世の世界を映画のモチーフにした人がいるはずです、逆に。映画の中ではユバーバ(湯婆ば)という怖い人が出てくるんですけれども、実際には自分の守護霊が出て来ます。その人が一番安心できる姿に形を変えて出てきてくれます。
そうそう、フォーカス21、22、23、24とか。21から27の間にはいろんな世界があるんですよ。ここが実を言えば地獄界もあれば天国っぽいのもあれば、現世とまったく変わらないような世界だとか、いっぱいあるんです。
生きてる世界。生き霊とかもこっちにいます。そこを抜けて向こうに行くんですけれども、生と死の境目みたいなところ、すごいですよ。例えば、キリスト意識の人たちは、キリスト様のいるところのお祈り捧げているような所に入っていきますし、仏教の人は、涅槃(ねはん)の状態のブッダがいる所の前で般若心経唱えてる、みたいな。
あと、この現世と変わらない世界もあります。こっちとまったく変わらない。なんとなく、ふわふわしているんですけれども、基本的には変わらない。だから、死んだっていうことを認めたくない人たちは全部そこに入っていきます。こっちと何も変わらず、朝ごはん食べて会社行って、という生活をしています。
え〜!それは嫌ですね。死んでるのにそれに気づかず通勤なんて。絶対に嫌です。
でも普通は、死んじゃった後も、記憶はちゃんと持っているんですよ。
持ってます、持ってます。消えないです。死んだ後もちゃんと持ってます。
記憶はあるけど死んでる。その時は、魂のつながってるやつは切れているわけですか?
切れています。切れているんですけど、記憶みたいなものは持っています。皆さん、脳に記憶が宿っていると考えているんですけど、実際には脳って受信機的な役割で、実際のデータとかそういったものは、こっちにあるアカシックレコードと言われていれている所にあります。
そうそう!宇宙図書館的なデータベースから脳へダウンロードして、今ここで考えているように認識しています。
ひとつ意地悪な質問をしてもいいでしょうか?服部さんは魂の緒が切れたことがないと思うんですが。切れたことない人が、なぜ切れた後に記憶が残るっていうことを断言出来るんでしょうか?
ちなみに幽体離脱すると二つの存在がいて。魂の緒が繋がっている人と、繋がっていない人がいるんですよ。緒がつながっている人は僕と同じように幽体離脱組か生き霊組です。
すっごい、恨みを持っているとか、そういったものが生き霊化しちゃうんですよ。生きているんだけども霊体だけが離れて悪さをするっていう。本人にはその自覚がないんですよ、だから余計にたちが悪いんです。
生き霊は、肉体を持って、無意識に離脱をして、恨みとかそのエネルギーだけで生きている存在です。
違います。生き霊は生きている人たちの、幽体離脱化した人たちの魂です。
その人たちは、自分は本当は生きているっていうことが分かってて、悪いことをやってるんですか?
意識的にやっている人も中にはいると思うんですけど、ほとんどの人は無意識だと思います。ただ恨みがすごく重なって、「ちきしょう」って言って、現実ではどうしようもない所まで追い詰められたときに、魂が抜けてしまったみたいな感じです。その魂のその領域のエネルギー体だけが、ある恨みや想いを満たすためだけに活動するような感じですね。
収まらない。強烈な恨みとか妬みとかそういったネガティブなものですね。
切れてます、完全に。それで、死んでる人たちも普通に淡々と歩いているんですよ。いわゆる呪縛霊といった人たち。その人たちと歩いているときに対話したことが結構ありまして。まず、怒られるんですよ。あんた、生きているのに、こんなことしてるんじゃない!みたいな。
本当怒られる?向こうは、こっちが生きているっていうことが、分かっているんですか?
分かってますよ、間違いなく。それで、何かいろいろ教えてもらうわけです。あっちの世界のこととか、こういうことになってるんだよっていうこととか。たまに親切に教えてくれる人がいるので、それで、その離脱をした人たちと対話をしていく中で、いろんな世界観であるとか、こういうことがあるよって情報を掴んで。「じゃあ、今度やってみよう」って次のトライのときにイメージをして、そこのレイヤーに飛んでいくみたいなことを1年くらいやってました。
そういうシーンになると、大体漫画の世界では、先祖とか両親とか出て来て、「いやいや、お前はまだまだ」みたいなのがありますよね。服部さんの場合も?
出てこない。父親は生きていますけど、母親は僕、大学のとき亡くなってるんです。でも未だに母親とはあっちの世界で会えていません。何か気配は感じるんですけどね。会えないですね。何かあるんでしょうね。まだ知らないルールが。会いたいですけど、めっちゃ。
向こうが生まれ変わってるかもしれないですけどね。でも、いずれにしても会ってないですね、おふくろに関しては、確かに謎ですね。
話を戻しましょうか。でも、そういう見えない世界とかオカルトっていうところに、すごい僕の中にはブロックがあったわけですよ。でも、こういうような、今、言ったようなヘミシンクであるとか、ある程度の左脳に突き刺さるような技術を得て、結果的に体感するわけです。
そのヘミシンクを、半年後ぐらいには完全に信じてたわけです ね。
信じるというより、腑に落ちた感じです。あるんだって。だって自ら体験してしまったんで。
いや、安田さんの引き出し方が面白すぎるんですよ。これ記事に出来ますか?
いやできますよ、ちゃんと。ただ、それを配信するかどうかは、自分で決めていただきたい。記事としては面白いですよ。
はい。ただこれは、仕事相談の前に「あの世相談」ですね。ちょっとコンセプトを変えたほうがいいかもしれないです。
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