【芸能・社会】舘ひろし“ユーモアたっぷり賞” 「平成30年度ゆうもあ大賞」表彰式2018年12月6日 紙面から
俳優の舘ひろし(68)が5日、東京都内で、「平成30年度(第47回)ゆうもあ大賞」表彰式に出席。大賞に選ばれた舘は、9月には主演映画「終わった人」でモントリオール世界映画祭最優秀男優賞を受賞しており、輝いた1年をユーモアたっぷりに振り返った。 ゆうもあ大賞は、ユーモアで貢献し明るい話題を提供した人に贈られる。これまでに芸能界から萩本欽一(77)やビートたけし(71)、黒柳徹子(85)らそうそうたるメンバーが選ばれている。 舘は今年公開の「終わった人」で、これまでのハードボイルドなイメージから一転、定年後のさえない地味な男を演じたことが評価された。舘のほかに女優の戸田恵子(61)、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長(78)も受賞。 「小学校以来、賞状というものにまったく無縁」とあいさつした舘だったが、“受賞ラッシュ”に笑顔を見せた。ゆうもあ大賞のきっかけとなったモントリオールでの受賞を振り返り「私は『女の涙と自分の芝居は信用しない』のがモットーだったが、どういうわけか信用できない芝居で賞を頂いた」と沸かせた。さらに「私は滑舌が悪いが、モントリオールは字幕だったので、私の稚拙なセリフがバレなかった」とユーモアあふれるスピーチで会場を盛り上げた。 王会長が自身のことを「ユーモアから一番遠い」「バカ正直に生きてきた」などと語ると、舘は「王さんの爪のあかをせんじないと」と語っていた。 ◆王会長 結婚して良かった5月に一般女性と再婚し、世間を驚かせた王会長。ソフトバンクが日本一に輝き、ゆうもあ大賞を受賞と大喜びの1年となった。 新婚生活について聞かれると「新婚という感じではないが、1人でできないことがあるので2人でカバーし合っている」と淡々と説明。それでも「正直なところ結婚して良かった」と顔をほころばせた。
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