J1昇格を逃した東京Vのアンヘル・ロティーナ監督(61)が来季、C大阪監督に就任する可能性が高くなった。8日、複数の関係者が明らかにした。東京Vの今季公式戦全日程が終了したことを受け、近日中にもC大阪サイドと本格的な交渉に入るとみられる。C大阪は、元韓国代表の尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(45)が今季限りで退任した。ロティーナ監督はエスパニョール、デポルティボなどスペイン1部の有力クラブで指揮を執った経験があり、セルタ時代には欧州チャンピオンズリーグで16強進出を果たした。ボールを保持しながら攻撃する戦術を重んじ、昨季はJ2で18位だった東京Vを5位に引き上げ、今季もJ1昇格にあと一歩と迫った。
C大阪サイドは、「ロティーナ・チルドレン」のU-21日本代表MF渡辺晧太(20)も補強候補の上位にリストアップしているという。