西武の源田壮亮内野手(25)が4日、メットライフドームで契約更改交渉し、ほぼ倍増となる3900万円増の年俸8000万円でサインした。セ、パ両リーグで初めて新人から2シーズン連続全試合フルイニング出場を達成し「リーグ優勝したチームの遊撃手として1年間出られたのが自分の中で大きい」とうなずいた。
打率2割7分8厘、4本塁打、57打点、34盗塁をマークしゴールデングラブ賞も初受賞。「今年もフルで出られたのは、自分の中でもすごく大きい。その積み重ねが1年間、続けばいい」とフルイニング出場の継続に意欲を見せた。
3年目での1億円の大台到達とはいかなかったが、1年目で1200万円、2年目の4100万円から順調にステップアップ。「来年もフルで出たい。けがをしないように準備をして、スイングスピードを上げるような取り組みもやっていく。明確な数字の目標は立てていないけど、(今季は3割3分3厘だった)出塁率をもっと上げたい」と気持ちは早くも来季へと向いていた。