ソフトバンクは6日、福岡市内で新人11選手(育成4人)の入団発表を行った。ドラフト5位の水谷瞬外野手(17)=島根・石見智翠館高=は「60本塁打を打てる選手に」と大きな目標を掲げた。
スケールの大きさは体だけではなかった。身長192センチ、体重91キロ、スパイクは特注サイズの31センチと規格外の17歳。水谷は目標とする選手もビッグで、ヤンキースの大砲スタントンだという。
節目の入団発表では、運命的なつながりを喜んだ。この日渡されたユニホームの背番号「59」。メジャー通算305本塁打のスタントンが2017年に記録した自己最多本塁打数も「59」だ。
「偶然だけど、運命を感じた。まずは2桁本塁打を打ってみたいけど、目標は高い方がいい。将来的には60本塁打を打てる選手になりたい」。目指す数字は「59」の上を行き、ヤクルト・バレンティンが持つシーズン60本塁打の日本記録だ。愛知県津島市から野球留学した島根県での高校3年間で成長。さらにビッグな目標を胸に、プロで飛躍を遂げる。