沖縄・伊江島で自主トレする巨人・阿部慎之助内野手(39)が「ヤンバル野球」の普及、支援に乗り出す。2006年からトレーニングをしてきた当地への貢献として、県北部を意味する「ヤンバル」の中学1年生を対象にした冠野球大会開催の検討に入った。
島には、人工芝など阿部の助言をもとに完成したばかりの伊江村野球場がある。県内で唯一、全面人工芝でつくりあげた自慢の施設。その活用法について、村側と相談。球場周辺工事の終わる2020年1月に同大会を実施する予定で、15チームの参加が見込まれるという。
「島の人にお世話になっている。活性化につながれば。野球普及のためにもなります」と阿部。ヤンバルの生徒のハツラツとしたプレーが阿部の頑張りになる。 (川本光憲)