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【プロ野球】

清宮、来季3割30本いける 西崎OB会長がエール

2018年12月9日 紙面から

プレゼント抽せん会で壇上に上がる日本ハムの西崎OB会長(左)と清宮(土屋善文撮影)

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 日本ハムのOB懇親会が8日、東京都内のホテルであった。かつてトレンディーエースと呼ばれた西崎幸広OB会長(54)は、自身が付けた背番号21の後継者・清宮幸太郎内野手(19)に来季の3割、30本を期待。未来のスラッガーにエールを送った。

 壇上で堂々とあいさつをする清宮の姿に、西崎会長は感服していた。「立派です。あの年でしっかりしているね」。年の差は35。イケメン右腕が一世を風靡(ふうび)していたのは、清宮が生まれる前の前の話。それでも共通点はある。背中には同じ「21」が輝いている。

 「最初は21をつけると聞いてびっくりした。今は清宮のイメージだから、野球教室に着ていきづらくなっちゃった」。そう苦笑いを浮かべた西崎会長の期待は果てしなく大きい。「新しい像をつくってほしいよね。『21』で活躍したサミー・ソーサみたいに」。2年目の来季に期待するのはズバリ3割&30本。「今年1軍で経験したことがプラスになっていると思う。来年はもっと試合に出て中心選手として活躍してほしい」と大きな期待を込めた。

 会にはファンも招かれ、清宮はプレゼント抽せん会などで場を盛り上げた。「今の僕があるのも歴史を築いてもらったから。こういう会に出て少しでも貢献できれば」。歴史を受け継ぎ、新たな未来をつくり出す。 (土屋善文)

 

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