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【プロ野球】

8年ぶり日本球界復帰 岩隈ワクワク 春には右肩100%

2018年12月9日 紙面から

イベントを終え取材に応じる岩隈久志=大阪市北区エル・おおさかで(山口登撮影)

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 巨人への入団が決まった前マリナーズの岩隈久志投手(37)が8日、大阪市内で自身が発起人のいじめ撲滅プロジェクト「BE A HERO」のイベントに参加した。6日の入団合意発表以来、初めて公の場に姿を見せた右腕。「非常にワクワクしている」と8年ぶりの日本復帰への心境を吐露した。

 複数球団が獲得に興味を示す中、伝統球団への道を選んだ。原監督からは「一緒にジャイアンツが優勝するための戦力として戦ってほしい」と言葉をかけられたという。2009年のワールド・ベースボール・クラシックでともに戦った指揮官の印象を「監督というより大将」とし「覚悟というか、強い気持ちになれた」と決意を新たにした。

 昨秋に右肩を手術。現在は強めのキャッチボールで調整しているといい「普段はボールは年明けまで投げていない中で、今年は投げ続けて調整しているので、感触はいいと思う」と言い切る。そして「来年の開幕に投げられるようにと思ってトレーニングを続けている」と明かし、「そういう(100%で臨む)風に考えています」と力を込めた。

 巨人のイメージを問われ「ジャイアンツです」と笑い「やっぱり伝統のあるチーム。野球選手なら誰でも思うところだと思う」と表情を引き締めた。完全復活を期す日米通算170勝右腕は、覇権奪回の力となる。 (野畑圭司)

 

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