対象OS:Windows 10
Windows PCを管理する場合、コントロールパネルにある[システム]や[システムのプロパティ]画面を開いて操作するケースが少なからずある。Windows 10では管理機能の多くが従来のコントロールパネルから[設定]アプリに移されているが、まだまだこの[システムのプロパティ]画面でなければできないことも多い。例えば次のような操作がある。
だがWindows 10では更新が進むにつれて[設定]アプリの機能が強化され、コントロールパネルすら簡単には起動できなくなりつつある。特にWindows 10 Creators Update以降では、[設定]アプリの[システム]を開いても、コントロールパネル側の[システム]を呼び出す簡単な方法は用意されていない。
TIPS「Windows 10で素早くコントロールパネルを開く方法」では、コントロールパネルを素早く開く方法を紹介しているが、本TIPSではそのうち、[システム]アプレットや[システムのプロパティ]画面を素早く開く方法をまとめておく。
コントロールパネルの[システム]アプレットを素早く起動するには幾つか方法があるが、一番手っ取り早いのは[Windows]+[Pause]キーを押すことだろう。[Windows]キーを押しながら、[Pause]キーを押すと、コントロールパネルの[システムとセキュリティ]-[システム]画面が表示される。そして左側にあるリンクから[システムの詳細設定]をクリックすれば、[システムのプロパティ]画面が起動する。
[リモートの設定]や[システムの保護]のリンクをクリックすると、該当するタブを開いた状態で[システムのプロパティ]画面が表示される。
エクスプローラを起動しているなら(エクスプローラは[Windows]+[E]キーで起動可能)、そこにある[PC]アイコンを右クリックし、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択する。すると[システム]アプレットの画面が表示されるので、後は上述の通り、[システムの詳細設定]リンクなどをクリックすればよい。
同様にデスクトップに[PC]アイコンを表示している場合は、これを右クリックして、ポップアップメニューから[プロパティ]を選択してもよい。
[システムのプロパティ]画面の実体は、「%windir%\system32\sysdm.cpl」というプログラムである。そこで、これを直接起動すれば[システムのプロパティ]画面を表示させることができる。
このプログラムを起動するには、コマンドプロンプトで「sysdm.cpl」と入力するか、[Windows]+[R]キーで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示させ、「sysdm.cpl」と入力して実行する。Cortanaの検索窓を表示させ([Windows]+[Q]でも表示可能)、そこに「sysdm.cpl」と入力して起動してもよい。
このようにコントロールパネルにある[システム]や[システムのプロパティ]画面を素早く開く方法は幾つかあるので、自分が実行しやすいものを覚えておくとよいだろう。
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