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【芸能・社会】

岡田准一、脱人間ドラマ 主演映画「来る」初日舞台あいさつ

2018年12月8日 紙面から

映画「来る」の初日舞台あいさつに登場した(左から)中島哲也監督、小松菜奈、松たか子、岡田准一、妻夫木聡、黒木華、青木崇高(斉藤直己撮影)

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 V6岡田准一(38)が7日、東京都内で主演ホラー映画「来る」(中島哲也監督)初日舞台あいさつに出席。女優の黒木華(28)、小松菜奈(22)、青木崇高(38)、松たか子(41)、妻夫木聡(37)ら豪華共演陣も顔をそろえた。

 2015年に日本ホラー小説大賞を受賞した「ぼぎわんが、来る」が原作で、岡田は正体不明の怪物に挑むオカルトライターを熱演。中島監督が「おはらいライブ映画」とアピールすると、岡田も「本当にライブを見たかのような、人間ドラマからどんどんおはらいデスバトルになっていく。荒波に乗っているような映画」と同調した。

 一方で岡田は自身の役について「つかみどころのない役。受け身で、皆をうらやましく見てた」と、派手な扮装(ふんそう)で怪物とバトルを繰り広げる霊媒師役の松や小松を前に本音も。すると中島監督は「さほど見せ場もないところで微妙な気持ちを表現するのが俳優の醍醐味(だいごみ)」とキッパリ。

 さらに同監督は「男優には興味がない。見てても面白くない」と奔放な発言を連発し、岡田は「物語もそうですよね、男に興味ないんだな…」と苦笑。

 最後も監督が「気に入ったら『ボヘミアン・ラプソディ』面白かったよと伝えていただければうれしい」とわざと違う作品のタイトルを挙げ、岡田ら出演者が全員絶句する中で会場は爆笑に包まれた。

 

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