甲南高校で女性の頭蓋骨が見つかる

この記事をシェア

  • LINE
鹿児島2018.12.06 20:38
Mute
Current Time 0:00
/
Duration Time 0:00
Loaded: 0%
0:00
Progress: 0%
0:00
Progress: 0%
Stream TypeLIVE
Remaining Time -0:00
 

鹿児島市の甲南高校で、本物の人の頭蓋骨が見つかったことがわかった。美術の授業などでデッサンのモデルに使われていたもので、デッサン室の棚に保管されていた。
鶴丸高校で本物の頭蓋骨が見つかったことが分かり、今年6月、甲南高校も頭蓋骨の鑑定を警察に依頼した結果、本物であることが判明。頭蓋骨は30歳から40歳の女性とみられる。警察によると、事件性は低いという。歴代の教員や美術部員に聞き取りをしたところ、少なくとも20年以上前から保管されていて、今年6月には生徒1人がデッサンに使っていた。甲南高校は6日、生徒に説明したほか、保護者へ文書を出し、経緯などを伝えたという。吉元彰一教頭は「心配なのは生徒の精神的な面。様子を見て必要があればカウンセラーの派遣など対応を検討したい」と話した。
一方、鹿児島市は頭蓋骨の身元が分からないため、火葬して市営墓地に埋葬した。また、行旅死亡人として官報に掲載し、心当たりのある人は申し出るよう呼びかけている。

エリアニュース