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【ドラニュース】

根尾、ファン熱烈歓迎にも浮かれず「野球に集中」

2018年12月8日 紙面から

「中日ドラゴンズ新入団選手歓迎会」でファンクラブの会員と写真撮影=中日ドラゴンズ屋内練習場で(今泉慶太撮影)

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 まさに動かざること山の如しだ。中日からドラフト1位指名を受けた大阪桐蔭高・根尾昂内野手(18)ら新入団選手6人が7日、ナゴヤドーム、ナゴヤ球場などの球団施設を見学した。超大物ルーキーは、過熱する周囲の喧騒(けんそう)を横目にその振る舞いは泰然自若そのもの。充実した環境を目の当たりにし、野球だけに集中する決意をにじませた。なお、8日に名古屋市内のホテルで新人選手の入団発表が行われる。

 そのたたずまいは、とても18歳の高校生とは思えない。根尾の一挙手一投足を追うため、10台のテレビカメラ、約60人の報道陣が集結。さらにその肉声を耳にしようと、平日にもかかわらずファンクラブ会員250人がナゴヤ球場に集まった。ドラフト以降、終わりの見えない“根尾フィーバー”。だが、当の本人には、そんな喧騒(けんそう)などどこ吹く風だ。

 「中日で日本一になることを目標にやっていく。でもまだ何も実績を残していないので、まずはそこからです」。通常、目標を尋ねられれば新人王やトリプルスリーと口にしそうなところ…。だが報道陣の質問に対してじっくり言葉を選び、ファンを前にしても決して浮ついた様子は見せない。まさに泰然自若の姿勢を貫いた。

 唯一のリップサービスといえるのが、トークショーでの一コマ。司会者からチャームポイントを尋ねられ、会場の雰囲気に促されるように「眉毛かもしれないですね…」と苦笑いを浮かべポツリ。それ以外の場面は、白い歯をこぼすことはほぼ皆無だ。

 

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