【サッカー】岡崎、途中出場で同点弾演出2018年12月7日 紙面から
◇イングランド・プレミアリーグ レスター1-1フラム【ロンドン原田公樹】サッカーのイングランド・プレミアリーグで、FW岡崎慎司(32)が所属するレスターは5日、敵地でフラムと1-1で引き分けた。岡崎は0-1の後半27分から途中出場し、同29分に同点ゴールをアシストした。監督が交代したサウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(30)はトットナム戦にフル出場したが、チームは1-3で敗れた。 1点を追う後半27分、岡崎とMFイボラがピッチへ送り込まれた。岡崎はピッチを走り回って相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪い、カウンター攻撃を仕掛ける。明らかにゲームの流れが変わった。2分後、岡崎はグレーとのパス交換から右サイドに侵入してクロス。これにMFマディソンが走り込み、同点弾を決めた。その後も攻勢は続き、勝ち越しゴールこそ決められなかったが、アウェーで貴重な勝ち点1獲得に貢献した。 「流れはいつも変えているんで。結果を残せてよかった。いい感触を保てている」と最近の自らの好調ぶりに自信を深めているベテランFW。ただ、けがで出遅れたシーズンだけに、1月のアジア杯にはさすがに選ばれないと自覚している。 「代表には頑張ってほしい。(自分のように)試合に出ていない選手が入るべきではないと思うから。それくらい自分に対して厳しい目で見ている」と言いつつ、代表入りは諦めておらず「南米選手権を目指す」と来夏の復帰に意欲を見せた。
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