東名高速で「あおり運転」の末、死亡事故を引き起こしたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた男の裁判で、6日は、「あおり運転」を伴う別の3つの事件について審理が行われた。
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東名高速で「あおり運転」の末、死亡事故を引き起こしたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた男の裁判で、6日は、「あおり運転」を伴う別の3つの事件について審理が行われた。
石橋和歩被告は去年6月、「あおり運転」の末、萩山嘉久さんと妻を死亡させた危険運転致死傷などの罪に問われている。石橋被告は、この事件とは別に「あおり運転」を伴う3つの事件で、器物損壊と強要未遂の罪に問われているが、6日は、この3件について審理が行われた。
検察側は、「いずれも交通上のトラブルをきっかけに被告が憤慨して起こした事件だ」と指摘した。さらに、石橋被告の元交際相手が供述調書の中で、「和歩はドライブが好きでよくしていたが、交通トラブルが起きない日は数えるくらいしかなかった」などと話していたことを明らかにした。
また、3件のうち1件は、死亡事故から2か月後の去年8月に起きたものだったが、その時の被害者が出廷し、石橋被告が、「人を殴るために生きている」などと叫んでいたことを生々しく語った。裁判5日目の7日は、証人尋問などが行われる予定。
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