お父様に原罪があったとする孝情学術苑創立総会国際学術シンポジウムの内容と削除されたお父様のみ言 | 神と共に生きる真なる息子娘として

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神と共に生きる真なる息子娘として、真実、正義、原理の道を行くことを訴える桜井正実のブログ(前stfgraduateのブログ)


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突然決まった真の神の日の行事、またその後すぐにフィリピンで行事があった。この素晴らしい行事に、こちらの兄弟姉妹が参加できるようツアーを準備しながら、長らくブログを書く時間をとることができなかった。

しかし、一端大きなプロジェクトは終わり、最近とても黙っていられない内容が出て来たので、またブログを再開しようと思う。

 

上記の内容は、2017年2月7日 孝情学術苑創立総会 国際学術シンポジウムにおいて金振春(キムジンチュン)博士が発表したものの一部をPPTでまとめたものだ。

私はこのPPTを韓国語で見た時、いくらなんでもこのようなことを書いたり発表したりすることはしないのではないかと思い、その時の資料を取り寄せて確認してみた。

 

驚愕した。本当であった。

 

その時の資料に掲載されていた内容の一部(全文は43ページ)を抜粋してそのまま紹介しようと思う。文字は私のコメント

 

1.   序文で扱っているの父母生子・独生女にする論議の史について

この容を通して、これは金振春博士一人の考えではないということが分かる

Ÿ 2014年6月 真のお母様の勝利帰国歓迎会で初めて公論化

Ÿ 天一国最高委員会で簡単な論議

Ÿ  天法院の法制研究委員会で毎週セミナーを通して独生子・独生女と聖婚、真の父母様の生涯に関して発表・討論してきた。日本協会の教会成長研究員から受け取った関連内容も深く論議し検討した

Ÿ 孝情学術苑と天一国学術苑の次元でも2016年11月から毎週1~2回真剣に論議してきた。ここでは米国UTSの教授の意見も共に論議した。

Ÿ 金振春(キム・ジンチュン)博士は韓国元老牧会社会の会長団でも数回研究内容を発表し真剣な討論と意見を交わした

Ÿ 本研究はこのような一連の過程を通して今まで研究され論議された内容を整理したもの

 

2. お父生子とお母生女にする記述

 

1)   真のお父様の独生子

 

 (1) 探し出した生子の位置は喪失されずにっているため相が可能であるが、生女の位置はつくられなかった。(P.225)

 

 (2) マリアの腹中で生まれたイエスはサタン世界の血統を転換させました。血統を転換させた位置に来たがイエスの相対に成り得る新婦は血統転換歴史の過程を経ませんでした。(140巻。86.2.9)

 

 (3) 真のお父様はこのような未完成の初臨メシアの使命を承することによって再臨メシアになった。したがって再臨メシアの使命を持った真のお父様は初臨メシアとして降臨したイエス様を通してよく理解できる。(中略) すなわち再臨のイエス様は初臨の時の使命を真のお父様に継承して完成しようと再臨する。(中略) メシアの身分と資格を持つようになった真のお父様はイエス様と同じように神様の息子の立場に立つようになる。そして真のお父様はこのような身分と資格と使命を神様から任命されたため、サタンは真のお父様に対して讒訴できないようになる。真のお父様の御言葉によればサタンの讒訴がないということは即ち原罪がないという意味である。したがって真のお父様は原罪がない態と同じ立場をとるようになる。(P.233)

 

 (4) 真のお父様はイエス様の未完成のメシアの使命を神様の天命に従って再臨したイエス様を通して受け継いだ。問題はこのような天命をいつ受けたのかだ。一般的に我々は真のお父様が16歳の時メシアの使命を受け継いだと理解してきた。事実、真のお父様が誕生時に天命を受けたという内容はみ言葉選集全体を通して発見されない。しかし16歳の時神様の天命を受け、その時から神様の解放と人類救援そして理想世界創建の使命を出発したという御言葉はとても多い。これは誕生時ではない16の時に使命承があったことを裏付けている。(P.237)

 

 (5) このように真のお父様がイエス様の使命を受け継ぐとメシアという使命の観点からみればイエス様と真のお父様は完全一体、一人、同一人になりイエス様の独生子の立場に立つようになる。即ち神様によりメシアの使命を任命された真のお父様はメシアの身分を持つようになりメシアの位相と品格と使命を持つ。したがってサタンはこれ以上真のお父様の位相と品格と使命に関して讒訴できなくなり、したがって真のお父様は原罪がない立場にたつようになり天の血統だけ持っている状態になる。のお父16の時、神の天命にしたがって再臨のイエスからメシアの使命を受けぐことによってこのような位相と立場を持つようになったと言える。(P.238)

 

 (6) お母の御言葉お父史はイエスの仕事を承したその時が、その瞬間がお父生子の資格である(2014.7.1)お父16の時イエスから生子の位置を受けがれた。皆さんはそれをはっきりと知らなければいけない(2016.2.24)

 

 (7) (前略)何故ならもし誕生時、もしくは16歳以前にメシアの使命を実質的に出発したならその時にすでに独生子の位相と品格を備えるためだ。即ちその時点で神様の息子の立場になり完全に天の血統だけを持つようになり、したがってサタンの讒訴条件がなくなるため原罪がない状態になる。またその時点で堕落とは何の関連がなくなる。ところがのお父のメシアの使命を神から天命を受け誕生時、もしくは16以前に出したという容が御言葉選集全体を通して全く見されていない。むしろのお父のメシアの使命を出したのは誕生時ではなくイエスが再臨した16であったという御言葉が多く見される。(P.238~239)

 

 (8) お父様の御言葉「イエス様は血統を清めて来たが先生は16歳から血統を清めることを続けて来たというのです(493巻 2005.4.26)」「16歳以後から先生の体と心は真のオリーブの木の本体になって永遠なる真のオリーブの木の実を結べる種の模範になったのです(492巻 2005.4.7)」

 

 (9) もしお父様がメシアの使命継承なく誕生の時からメシアの立場に立つならイエス様のような血統転換の過程が必ずなければならない。しかしイエス様の再臨によって真のお父様は神様から再臨のメシアという身分と資格と使命の印を受けたため、そのような過程が必要なくなる。これはイエスからメシアの使命を承することによってサタンが讒訴できない天の血統を持つようになったということを裏付けると言える(P.240)

 

 (10)  お父様の御言葉(P.242~243)

 

*天の血統を持って生まれた

「先生も生まれる時からサタンの血筋と関係されていないが」(615巻。2009.8.24)

「先生は本然の基準で生まれたのです。」(501巻。2005.7.17)

「文総裁は堕落した世界の血筋と関係ありません。」(492巻。2005.4.15)

「先生は歴史時代の堕落した血統の起源をこえて出発したという話です。」(500巻。2005.7.6)

「皆さんはサタンから来て、先生は天から来たというのです。」(220巻。1991.10.19)

 

*堕落の血統を持って生まれた

のお父も神の血筋で生まれず、落血統を通して生まれたため接ぎ木されなければならないのお父は本然の血統から生まれなかったしサタン世界の母の系統を踏んで出てた。のお父は神の生命と血筋に連結されて生まれなかった。のお父はイエス生子というように血筋をめて生まれなかった。

「先生も神様の血筋で生まれませんでした。堕落した血統を通して生まれたため接ぎ木しなければいけません。(459巻 2004.7.13)」

「先生自体が本然の血統から生まれた人ではありません。サタン世界の母の系統を踏んで出て来たのです。(463巻。2004.8.1) 

「先生自身も神の血肉と生命と血筋に連結されて生まれませんでした(479巻。2004.12.4)」

「先生は生まれるのをイエス様が独生子というように血筋を清めて生まれなかったというのです(500巻.2005.7.11)」

 

のお父は生まれるのをサタン世界の血筋、落した血筋のなかで生まれた。のお父落していない父母生命血統が連結されずにサタンの落の血統から生まれた

「先生までも生まれるのをサタン世界の血筋のなかで生まれたのです」(430巻。2004.1.2)

「先生も堕落した血筋から生まれました」(478巻。2004.12.1)

「先生もサタン世界の血筋のなかで生まれました」(444巻。2004.4.4)

「先生も先生の父母が堕落しない父母、愛と生命と血統が連結されていません。サタンの堕落した血統から生まれたが。」(487巻。2005.2.17)

「先生も堕落の血統を受けて来たため、それを漂白を何度もして白紙状態として文章を書けるようにしたのです。」(296巻。1998.11.3)

 

 (11)  第一に、のお父は原罪が全くない態で誕生したと言い難い。第二に、真のお父様は天の血統の側面も共にあるため堕落血統だけをもって生まれた普通の堕落人間とは全くちがうように誕生した。第三に真のお父様は天の血統だけを持つメシアの使命のために予定され、メシアになるための可能性を持って誕生した(P.244)

 

 (12)  前で論じたように真のお父様の天の血統と堕落の血統に関する両面の御言葉は予定論に立脚して吟味できる。天の血統の側面は神が呼び送って準備された神の責任分担に連し、落血統の算はのお父の勝利的な人間責任分担に連していると言える。このように予定論で見た真のお父様の独生子になられることも前述したように真のお父様の基本アイデンティティー、真のお父様の16歳のメシアの使命の継承、真のお父様の16歳のメシアの使命の出発に符合すると言える(P.247)

 

 (13) 真のお父様は独生子とメシアの身分で神様により準備された真のお母様に会って1960年子羊の宴をすることによって創造本然の完成人間である真の父母になった。(P.248)

 

イエスを送るに血統換の蕩減件を立てたため、再臨主の誕生時には同じような血統換の蕩減条件は必要ではない。直接のお父の母親がのお方であったが、お父は神の血統を持ってお生まれになったメシアであるということをUCは教えて来た。お父様は無原罪のメシアとしてご誕生されたが、その使命を悟ったのは16で、それ以後、落環境で育ってたご自身を天的基準に向けて引き上げ、その基準を守り神の息子しての先例を立てる為に、死に物狂いの努力と投入をされてられたことをお父様の生涯路程を通して我はよく知っている。

お父様に原罪があったと規定する理由は、お母様がお父様によって血統転換されたのではなく、お父様と無関係で最初から天の血統を持っていたのだという独生女信仰につなげるための歪曲された観点である。

 

2)   真のお母様の独生女になられたこと

 

 (1) イエスの新婦として独生女にならなければならない人物が堕落エバの時喪失された独子女の条件を備えられないことにより真のお母様は独生女の位置を相続できないようになった。この点はのお父の立場とのお母の立場が誕生から大きく違うことを意味するのお父の基本アイデンティティは再臨したイエスから16にメシアの使命を受けいだ再臨メシアであった。しかしのお母の基本アイデンティティは何の使命も受けげない立場で生女の件を新しく備えて誕生しなければならない立場だ。(P.249)

 

 (2) 真のお母様の場合天の血統、無原罪、独生女に成る為には必ず血統転換が必要である。ところで「御言葉選集」には特に3数と関連した血統転換の御言葉がある。元来アダム・エバは神様を中心とした3代の家庭をなさなければならないが堕落によってサタンが3数を持っていったため3代を取り戻さなければいけないという御言葉が多い。したがって3代を通して血統復になりサタンの讒訴がなくなるという御言葉だ。したがって3代の蕩減と犠牲がなければならず、3代が一つにならなければならず、3代を通してエバを探さなければならない(P.250)

「アダム家庭が神様を中心に3代圏を完成したならば人間の堕落は全くあり得なかったはずです。人類は神様を中心に3代を成して生きる一つの家族の姿になったはずです。」(485巻。2005.2.2)

「天の国の過程に成る為には3代がなければいけません。家庭が入るのに3代を連結しなければいけないというのです。」(414巻。2003.8.4)(P.250)

 

 (3) お父様の御言葉「オモニになるためには3代が一人で生きなければなりません。サタン血筋を汚く残さないためにです。それでこのおばあさんも一人娘です。オモニも一人娘です。3代が引き込まれるのです(天聖経 11.5.2:6 89.11.7)(P.251)

 

 (4) 独生女として誕生した真のお母様は神様の娘の立場で天の血統をもつようになるためサタンはこのような立場にある真のお母様を讒訴できなくなる。そしてサタンの讒訴条件がないということは前述したように原罪がないことを意味する。(P.253)

 

 (5) のお母の御言葉4000年間イスラエル民族を蕩減理を通してイエスを誕生させたように私もまたそのような位置で生まれたため原罪がない(2016.2.24 天正宮)

 

 (6) のお母調するようにこれからは「真実をあかさなければいけない時になった。そして真実をあかすためには膨大な真の父母様のみ言葉と統一原理を体系的で徹底して分析・検討し慎重に均衡を持って理解し正しく教育することが何より重要である。この容はお母真実と考えられていたことを明かしたものであると理解できます。

 

****

ここで金振春博士の論文内容の引用を終える。上記の内容を読んだ時に、お父様から原理と摂理を学んできた食口の皆さんは、正に新しい真理があかされたと拍手喝采を送るのであろうか。お父様はどうされるであろうか。

 

実はお父様が上記した内容に対して言及された部分がある。文鮮明先生御言葉選集の594巻から615巻までを教権グループが一度回収して重要部分を削除した後、再配布したことは広く知られている事実だが、以下のような御言葉が削除されている。お母様の独生女信仰がお父様の教えから外れていたことは間違いない事実である。

 

引用開始――――

文鮮明先生御言葉選集の594巻から615巻まで回収して削除した内容から

608巻 276ページ 2009年2月27日 (括弧のなかの内容が教権グループによって削除された内容)

あなたたち*が、何、先生が原罪があるのか、ないのかと言うことができません。(削除)神様が原罪のある先生を使いますか? 16歳までアダムエバの血筋が間違っていません。何故16歳を重要視するのですか? 16歳までは堕落をしませんでした。その継代を継ぐのです。それ以前まで掘り下げて先生が原罪があるのか、ないのかということを自分達が決定できますか? 意味のないことをしています。(削除) 私がそのようなことを考えずにここで教祖の仕事をし血筋を正すと言いますか?話もするなというのです。話もするなと。私が尋ねてみると天が話もするなというのです。

*この「あなたたち」の韓国語原文は임자네。ここでとは親しい間柄でも使うが年配の夫婦間の呼称としても使われる。「お母様たち」という意味でお父様が語られたようにも見える

引用終了――――

 

この記事はお母様を批判することが目的ではなく、間違った独生女信仰に従っていく道が死の道であるため、お母様を救うために祝福家庭に問題の深刻さを知らせる為に書いたものである。間違っていることを知りつつ、真の父母様を神格化し、原理を捻じ曲げお母様のおっしゃられたことを全肯定する現指導部の姿勢や態度は「孝情」からのものと言えるものではない。

自分の母親が崖から落ちようとしているのに、どうぞその道が正しいですと従っていく者が本当にお母様を愛し心配する者であろうか。真の孝子であるならば、実の母が死の道に向かっている時には、何としてでも救おうとするはずである。

 

 

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