272松濤本部前行動12.2/良心の声を聞く者はいないのか
■松濤本部玄関の柱に、盗撮男と大書きした私の写真を貼り出しているのを発見した時にはいささか驚きました。プラカードもたくさん作っていて、職員ひとりがふたつを持って玄関に立つのですが、自分達で家庭連合のイメージをぶち壊しています。近藤局長は仮処分命令申立における主張で、私達の活動が礼拝に備える敬虔な雰囲気を壊していると述べていました。今や、近藤局長のもっともらしいこの主張も、自分達のご都合でどうにでも作り出せる作文だということがよく分かります。□近藤局長:このことは、例えば葬儀中に葬儀会場の周辺で本件のぼりやプラカードを所持した者達が徘徊した場合や、神社での神前結婚、チャペルでの結婚式の最中にこうした活動が行われることを想定すれば明らかな通り、敬虔な雰囲気は、こうした活動によってたちまちにして損なわれるのである。元より、他人の宗教儀式における敬虔な雰囲気を損なうべきでないとの意識ないし国民感情は、既に社会通念の一部を形成するまで至っているのであり、そうであればこそ、労働運動の活動家や暴力団ですら、葬儀や神前結婚といった宗教儀式の最中にまで押しかけ、のぼりやプラカードを携行して徘徊するなどのことは行わないのである。(2017.8.26保全抗告申立)
■今回も井口さんが出てきました。井口さんは写真を貼りだした柱の側を動かず、自分の近くに来るように私を呼んでいました。動画を編集しながら気がつきましたが、これは井口さんにとってパネル展のノリです。2015年8月のお父様聖和3周年記念式は日本がテーマでした。清心平和ワールドセンターを1周する長大な2階廊下が真の父母様生涯業績の展示会場になりました。この会場では入って真っ先にお父様の日本留学時代のパネルが展示されました。井口さんはこれを制作段階から担当し、当日はこの入口に構えて、展示会場を訪れる食口を真っ先に捕まえては弁舌を振るっていました。私はこれを思い出しました。
井口さんは、何かの大会があればいつも横断幕を作っていますので、その要領で、柱に丁度合う大きさのバナー印刷をスタッフにさせました。横断幕は横ですが、今回はそれを縦にして、ピッタリなものができました。そして、この前に立ち、通りかかる食口を捕まえては、弁舌を振るうのです。玄関前で即席のひとりパネル展を開いたのです。そして、それが自分の実績として宣伝されるよう、私が側に行くことで、SAWADA REPORTに映りたかったということなのでしょう。映像では小さくしか映っていませんので、大きく撮った写真を掲載しておきます。
■「世界家庭」12月号に、杉田善忠南東京教区長の自己牧会プログラム「ワクワクセミナー」に関する記事が掲載されています。南東京教区の教会員が1日セミナーを受けた時の集合写真に、私達がいつも見ている顔がたくさん並んでいます。
□杉田善忠:自己牧会プログラムは「体恤」という観点からみ言を捉えます。あるみ言を体恤するために「ワーク」を実践します。ワークは小さなお祈り(良心との対話)です。お祈りを通してみ言を体感していくプログラムなのです。(「世界家庭」2018.12月号P.54)
■ワクワクセミナーの教えの中心は、いかに自分の良心と対話をするかというところにあります。
□杉田善忠:良心との声との対話というのは、非常に難しかった歴史的な内容なのです。内なる神との対話ということなのですが、これがどれ程大変なことでしょう。今、真の父母様によって、その道が開かれて、私が皆さんに今日、それをお教えしますので、それを実践してみて下さい。(「マスターコース」P.141)
■ワクワクセミナーのテキストである天一国主人の生活「マスターコース」には、いろんな人の実践報告が掲載されています。自分が思ってもいない答えが返ってくるケースがよくあるので、良心は自分から独立した別個の存在のように感じられます。
□実践報告Kさん
自我→「お父様、あの子はあんな様子です。いったいこれからどうしたらよいでしょうか?お父様ならどうされますか?」
良心→「愛する」と返事が来ました。
自我→私がもう一度「どんなふうにすれば良いでしょうか?」と尋ねました。
良心→「今まで通り、気にかけてあげ、おいしいご飯を作ってあげたら良いのだよ」と返事がきました。
自我→こんど、私は「でも、こんな状態なのに、本当に大丈夫なのでしょうか?」と尋ねると
良心→「大丈夫だよ。あの子は大丈夫だよ。ちゃんと戻ってくるよ。あなたは今まで通り愛せば良いのだよ」と声が聞こえてきました。…
■今年3月、堀正一南東京教区長が副会長に昇進しましたので、その後任として、孝成家庭教会の杉田教会長が南東京教区長に昇進し、渋谷家庭教会教会長を兼任することになりました。孝成家庭教会にいたのは3年でした。当時杉田教会長の元で歩んだ相澤幸子婦人代表の証がいっしょに掲載されています。
□相澤幸子:自己牧会プログラムでは、祈りを通して良心と対話します。それを「ワーク」と呼んでいます。ここで言う良心を、「私の中にいて私を担当する神様」というイメージで私は捉えています。ワークには「自覚を取り戻す」「本性を引き出す」「人と万物に感動し、感謝する」「光を放つ」「私心を無くす」などのテーマがあります。
それらの一つ一つを実践していくことで、次第にそれまで気づかなかった「良心の声」を聞くことができるようになります。そして、心から喜んでみ旨を歩むことができるようになるのです。その結果、孝成家庭教会では、伝道前戦に立つ教会員が増えてきました。具体的には、3年の間に20人から163人と8倍になりました。全体の復興の中で、私も22年振りに伝道前線に立てるようになりました。(「世界家庭」2018.12月号P.50〜)
■孝成家庭教会の礼拝参加者は500名になったそうです。現在、ワクワクセミナーによる孝成家庭教会の復興が南東京教区全体に波及しているそうです。このように実績のあるワクワクセミナーであり、その核心にあるのが「良心との対話」です。ワクワクセミナーとは、日程を定めてそのセミナーを行うこともありますが、杉田教区長の礼拝が毎回ワクワクセミナーなのです。ですから、杉田教区長の礼拝は通常の礼拝とは違います。説教題は年間を通して「天一国主人の生活」です。
それでは、果たして杉田教区長自身は「良心との対話」をどれ程実践しているのでしょうか?私の考えでは、少しも実践していません。本当に実践しているのならば、とっくに家庭連合には残っていないでしょう。今も残って、教区長にまで出世してきたということは「良心との対話」は、全く実践していないということです。
1日セミナーの写真を見ると、周藤健、堀信義、有明久江、徳野久江など幹部の顔があります。この人達はもう10カ月も礼拝時のワクワクセミナーを通して良心との対話を勧められているはずなのですが、良心との本当の対話はしていないということになります。また、渋谷家庭教会の誰ひとりとして、良心との対話の結果、家庭連合の間違いに気がつきましたという人は出てきていません。そのような人がいるなら、私に声を掛けてくれるでしょう。
ワクワクセミナーの創始者自身が渋谷家庭教会の責任者であるにも係わらず、毎週、私を無視して通り過ぎるだけです。だから、ワクワクセミナーは偽物なのです。復興しているように見えても、それは本物ではないのです。杉田教区長は教会員に向かっては良心との対話を説きながら、自分は良心との対話をしていない偽善者です。姓は杉田、名は偽善忠なのです。スギタギゼンチュウ!
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