新茶知覧茶
新茶かごしま茶 煎茶/深むし茶/鹿児島茶/知覧茶
今年度の新茶は冬の寒さも厳しく、茶木がしっかり休眠する事ができ、降水量も十分でした。概ね昨年と同じくらい気温が上昇して新芽の生育も良く、霜害もなく順調に生育しましたので品質は期待できそうです。今年は桜の開花もかなり遅れましたので、新茶も5日ほど遅れそうです。鹿児島県茶市場では4/11(火)に初取引が開催されました。ここ3年間の初取引は4/5(金)、4/8(火)、4/10(金)でしたし、初取引量は極端に少なく市場に出回らないほどだったのですが、4/17(月)からようやく順調に収穫出来ているので価格は安定しており、今年も品質は非常に良いとの事です。
かごしま茶の特徴は、本土最南端で栽培されている事から、太陽の光をたっぷりと浴びて、新鮮でさわやかな香りとコクがあるのが特徴です。外観は色が濃く、艶があります。味はふくよか、濃厚で旨みが豊富です。若葉の新鮮な香りがあり、水色はキレイな深い緑色が特徴です。かごしま茶は暖かい気候を利用して、日本一早く「走り新茶」が3月末には販売されます。ゆたかみどりなどの早生品種が盛んに栽培されており(県内28%: やぶきたは41%と全国平均71%よりかなり少ない)、様々な品種をバランス良く栽培しています。鹿児島の茶園に行くと目につくのが赤い乗用型摘採機で す。県内の殆ど全ての茶園が平坦であり(平坦地茶園率99.7%)、乗用型摘採機導入が最も進んでいるので、省力化・低コスト化が進み、生産性が高い大規 模農家が多いのも特徴。
全国で最も早く新茶が出荷される鹿児島県(かごしま茶)の今年の新茶の育成状況は例年よりも5日から一週間程度遅めになっています。鹿児島県の茶市場初取引は4月10日(金)と例年並みの取引となりました。さえみどり、ゆたかみどりといった早生品種は4月中旬頃に収穫のピークを向かえ、やぶきたなどの収穫が後に続きます。今年も4月中には全体の90%は収穫出来そうです。
今年のいり江豊香園のかごしま茶の新茶ラインナップです。様々な特徴のある新茶を販売しておりますので、分からない事があればお気軽に店員にお問合せ下さい。