トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】

風間監督、来季は優勝争い 勝てる集団へ妥協許さない!!

2018年12月6日 紙面から

スピーチする風間監督(牧原広幸撮影)=名古屋市内のホテルで

写真

 名古屋グランパスは5日、風間八宏監督(57)との契約を更新すると発表した。風間監督はこの日、名古屋市内のホテルで行われた「パートナー感謝の会」に参加して、15位でJ1残留を果たした2018年シーズンを報告。「この順位でわれわれが満足しているわけはありません。まだまだできると思っています」と、就任3年目となる来季の飛躍を誓った。

 3年目こそ結果で熱い期待に応えてみせる。この日、クラブから契約更新が正式発表された風間監督は「パートナー感謝の会」のスピーチで手厚い支援に感謝。時折苦笑いを浮かべながら、最下位からの驚異的な追い上げでJ1残留を果たした2018年を総括した。

 「応援してくれる全ての方々の力がなければ、後半戦ここにいることはできませんでした。全員が1つになるということを教えていただいた1年でした」

 主催したリーグ戦の平均入場者数で歴代1位を記録。クラブへのさまざまなサポートを実感するシーズンだった。でも、結果には物足りなさが残る。最終節でようやくJ1残留が決まる15位。シーズンのほとんどは残留争いに費やした。地元の期待に応えられたとは到底言い難い1年だった。

 約300人が集まった出資会社・パートナー企業の担当者からも厳しい叱咤(しった)激励の声が相次いだ。「残留争いではなく、優勝争いをしてほしい」「ACLを目指してほしい」。目標とする順位こそ明言しなかったが、指揮官の耳にもこの声は届いている。

 

この記事を印刷する

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ