スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、魔法/呪文を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
● レジリメンシー/Legilimency
呪文はレジリメンス。読み方は2音節目にアクセントです。
レジリメンシー(Legilimency)は読心術に似て相手の感情や記憶を引き出すという魔法。一般的ではなく特殊分野です。相手の心の中がわかるという傍観的な魔法ではなくて、無理矢理に相手の考えや記憶を抽出する攻撃的な魔法です。
この能力を持つ魔法使いはレジリメンス(legilimens)と呼ばれる。
レジリメンシーには2種類あって、被害者がまったく気づかない場合と、被害者に幻覚症状がある場合がある。つまり、見せたいヴィジョンを対象者に無理矢理見せることもできるっちゅーことになる。
技術レベルの高い魔法使いは、呪文も言わず杖も振らず、この魔法が使えます。
【言葉の意味】
ラテン語のlegens(reading)とmens(mind)にmancy(divination)を統合させて作られた言葉です。
● オクルメンシー/Occlumency
レジリメンシー(Legilimency)に対抗する防衛手段がオクルメンシー(Occlumency)。感情や記憶を隠して覗かれないようにする上に、相手からのヴィジョンをシャットアウトするという魔法で、やはり一般的ではなく特殊分野です。
これにはまず、感情をおさえて心をからっぽにし冷静にならなければならないんだってよ。こりゃ難しい。座禅を組んで石の上に10年くらい座っていてもさるおにはできそうもねーずら。
【言葉の意味】
ラテン語のoccludere(close/block off)とmens(mind)にmancy(divination)を統合させて作られた言葉です。
● レジリメンス(legilimens)とオクルメンス(Occlumens)
レジリメンシーとオクルメンシーはハリポタの中での超重要事項っす。この分野のエキスパートといえばスネイプ先生。彼はこの分野に秀でているからこそ、二重スパイたり得た。きっついけど、彼にしかできない役回りだな。
ヴォルディのサポーターをやってるDEのみなさんは、(ベラは怪しんでましたが)スネイプは自分たちの味方でダンブルドアをスパイしている、と思っている。
一方、ダンブルドアのサポーター(the Order of the Phoenix)も、スネイプはすっかり更生してヴォルディをスパイしている、と思っている。
ヴォルディ自身もの分野のエキスパートです。ガキん頃からこの能力を使いまくっていた。そして、ダンブルドアもヴォルディに仕えているヤツの読心をして調査するときなんかにレジリメンスを使っているということで、エキスパート。
両チームの大将がエキスパートとなると、スネイプは2人のエキスパートを相手にしなきゃいけないので、頭の中が非常に忙しい(笑)。いやー、彼はすごいっすね!ものすごい心理戦を生き抜いている。
さるおの予想ではスネイプさんはシロなので、おっかないヴォルディを騙し通すという、ものすごい勇気のいるチャレンジを日夜やってるだろうと、そー思っているわけです。
もちろんJoはこれを使って、はたして彼の本当の忠誠はどちら側にあるのかを、読者にわからないようにしています。
(『OotP』のネタばれ→)スネイプ先生は『OotP』でハリーにオクルメンシーを教えます。ほんとは校長が自分でやればよさそうなもんすけど、ヴォルディが自力で、ハリーを通して校長自身をスパイするのを恐れ、「スネイプ君ちょっとキミたのむよ」ということになりました。ヴォルディのレジリメンシーを校長は恐れていてます。もっといえば、言わば"憑依"というかたちでヴォルディがハリーを人質にとるのを恐れている。レッスンをスネイプ先生に任せるだけじゃなくて、『OotP』では校長はハリーに冷たく接します。懸命にハリーと接触しないようにしてますね。
なんだかんだでスネイプとハリーはマンツーマンでレッスンをする。ところがある屈辱的な事件(笑)が原因でスネイプはレッスンを止めてしまう、スネイプも人の子、いろいろと複雑なんですわ(笑)。ハリーはオクルメンシーを習得できずじまいっすよ。そして後にこれを大きく後悔することになりますが。
(『HBP』のネタばれ→)スネイプ先生がダンブルドア校長先生を殺害する直前、ふたりの間ではどんな濃密なやりとりが、セリフ以外でなされていたのか。『HBP』最大の、"見えない見せ場"でござる。
スネイプがレジリメンスであることは1巻目『PS』でハリーが"peculiar feeling that Snape could read minds"って感じてるっちゅーことですでに描かれているね。
ところで、ヴォルディ、スネイプ、ダンブルドア校長、この3人のようなエキスパートとは言えないまでも、まぁまぁがんばってる人たちが他にもいます。
一度は引退したもののホグワーツに戻って来た、ちっちゃくて太ったDADAの先生ホラス・スラグホーン(Horace Slughorn) もかなりスゴ腕のオクルメンスだし、シリウス・ブラックのいとこにして"warrior"という意味の名前を持つベラ(Bellatrix Lestrange)もいる。そればかりか、『HBP』ではドラコちゃん(Draco Malfoy)もベラにオクルメンスを習って、どうやら習得したもよう。す、すごい、ドラコ。ダメなヤツかと思っていたが、かわいそうな諸事情により必死でやったら、できた。えらい。
それから、狼人間のリーマス・ルーピン(Remus Lupin)。さるおね、彼はレジリメンスだと思われます。『PoA』中に、"seem[ing] to be reading Harry's mind"と記述されているから。
あー、ひとり忘れてました。ゴドリック・グリフィンドール(Godric Gryffindor)の所持品だったホグワーツの組み分け帽子(Sorting Hat)、彼がいちばんのスゴ腕レジリメンスです!
ドラコ
人の心というのは難しい。そーゆーことっすね。
心ゆくまでさるお、もんち!
防いで騙して防いで騙してって(笑)、絶対に見抜かれないようにしなければいけないから、超忙しいお方なんですね。
ネタバレは読みませぬ。こうなったらDVDを購入するしかなさそうだね。
しかし、ドラコがそんな難しそうな技術をマスターしたなんて偉いねー!
でも、それを身につけたと言う事は、ハリーたちの心が読みやすくなるってことじゃ?
大丈夫なんでしょーか。ドラコに敵意があるうちはなんだか心配ですよ。
それよりも、ソーティングハットは代表的なレジリメンスってことなんだね。なあるほどです。
人の心は複雑で難解だけど、いくら魔法使いといえども簡単に見抜けるもんではないんですね。
スネイプ先生、孤独だよねー。しかもガキんころからだもん、かわいそう。
ソーティングハットがレジリメンスってゆーのは、ステキだよね。
ドラコちゃんが習ったのは防衛のほうでーす。
あっそういうことか!なあんだ、心配して損したね。でも防衛でもすごい技術を習得したんだね、ドラコちゃんは。(えらいえらい)
最近また3作目のDVDみ直したけど、またさらに面白いと思った。
何度も観ないと見落とすね。新たな発見があったりで、本と比較するのも面白いし。
本のほうはね、懲りずにぼちぼち読んでます。
まだp133までですけど、ルーピン先生の授業のあたり。
単語はまえよりも調べて読んでいることになりますが、やっぱそのほうがよりわかるし面白いってことがわかった。今まではおもしろいつもりで読んでたってことだよね。
自分は調べたほうが、曖昧なまま読むよりも疲れないのかなぁ。。もともと知識が薄いからなんだけど。
それで覚えた単語もいくつかあるので。ちょっとずつですが、身になっているようです。
ちゃんと把握して置くように大体のあらすじも一応メモしており、読んだところまでまたそのうち書いてみようかと思うんですが、よろしければ見ていただけます?前よりは、間違いが少ないとは思うんだけど。
でも書くと長くなるな。読み終わってからより途中のほうが良いよね。
とまあ、コツコツ楽しんで読んでおりますので、一応ご報告まで。
>>ドラコちゃんが習ったのは防衛のほうでーす。
これ自体は"究極のネタばれ"ってほどでもないと思うので書いちゃいましたが、場面としては6巻目に出てきます。
一見ただの反抗期のような、でも本当はかわいそうなドラコとスネイプ先生の名場面っす。
micchyさんのブログ、ちゃんと読んでます。本、がんばって読み進めてるんだなーって、すごく嬉しくなってました。ドラコじゃないが、micchyさんエライぞ!
> 今まではおもしろいつもりで読んでた
micchyさんはほんとにすごいな。ちゃんと振り返って、自分のこと冷静に評価して、先に進もうとしてる。
今度は少し辞書使ってるんだもんね。それで今までよりおもしろいって感じて読んでる。
> 調べたほうが、曖昧なまま読むよりも疲れない
自分のスタイルも見つけたんだね。素晴らしいことでござる。ますます応援しているぞ。
> よろしければ見ていただけます?
読んだよー。あってると思います!さるおもまたいろいろ思い出して楽しかった!
あのさ、3.のはじめんとこ、泣かなかった(笑)?
> ハリーがパニクって飛び出したはいいが、どうしようか考え、透明マントをかぶりほうきで飛んでいこうかと思ってたが、
ハリーが13年間の人生でいちばん怒って、激怒が爆発するところ。ほんで、しだいに怒りなのか惨めさなのか泣きたいような気持ちに変わっていくところ。さるお泣いたよー。3巻目はじまっていきなり号泣(笑)。
ルーピン先生の授業は終わったかい?例の便利な地図(The Marauder's Map)は出てきた?
すごく嬉しかったです!また宝物が増えました。感謝です!
>micchyさんのブログ、ちゃんと読んでます。
本当に今でも読んでくださってるなんて超嬉しいです。ありがとう!
>micchyさんエライぞ!
>micchyさんはほんとにすごいな。
いやあ、それがさ、えらくないしすごくないんです。今ちょっと中だるみなのよ(汗)。
なんかのんびりしすぎてしまって、読むペースがまたちょっと遅くなってて、あれから数ページしか読んでないの。
だから、さるお氏に褒められるなんてめったにないことだからすっごく嬉しいんだけど、それに見合っていないからほんと、申し訳ないです。
早く追いつかねば!
>それで今までよりおもしろいって感じて読んでる。
うん、調べるか調べないかでかなり違うし、物語の輪郭がクリアになってくるよね確かに。
それで、登場人物の心情なんかも、伝わってきやすいし、単語がわかるとわからないとはかなり違ってくるもんですね。でもね、調子のいい時は覚えがいいけど、単語が頭に入ったと思いきや、抜けちゃってる事があったりでね(笑)、その度に調べてはの繰り返しで、ほんと、学習能力なし。(←かなりアホです)
>素晴らしいことでござる。ますます応援しているぞ。
ほんとにほんとにありがとう!
さるお氏がそういう風に応援していてくださるとなると、これはまたエネルギーが湧いてきて、読むペースをあげられそうです。よーし、がんばるぞー!
>読んだよー。あってると思います!さるおもまたいろいろ思い出して楽しかった!
ほんと?!うわーっ良かったー!
さるお氏が楽しめたほど書けてたっていうか読めてたんだね。それなら良かったあー。
ちょっと自信が出てきたよ!(笑)
>あのさ、3.のはじめんとこ、泣かなかった(笑)?
>ハリーが13年間の人生でいちばん怒って、激怒が爆発するところ。
うんうん、泣いた泣いた。めちゃめちゃハリーの気持ちに同調してしまいました。
あれぐらいしてやったっていいよハリー!よくやったよくやったって思ったもんね。
なんか思い出すと涙出てくるな。
>さるお泣いたよー。3巻目はじまっていきなり号泣(笑)。
号泣できるさるお氏ってやっぱり、ステキです!
>ルーピン先生の授業は終わったかい?例の便利な地図(The Marauder's Map)は出てきた?
早くそこまで行きたくなってきた。
さるお氏からありがたい声援をもらって、今日明日は、かなり読み進められる気がします。とにかく気を引き締めて、はりきって、読むぞー!っていうか、物語の中に深く入って行けそうです。
またある程度読んだら、あらすじを書いてみたいので、その時また報告するね☆
ここまでは結構わからん単語や文章が多くて手間取ったんだけど、とりあえず、地図んところまで読めたことがなによりうれしいですぅ~!
さるお氏に声援をもらって不思議と力が湧いてきた。サル魔術の力ってすごい!(笑)
これからがまた面白くなってくるんだねー。先が楽しみでござる!
進行に多少の波はあるけど、何が何でも読破したいです。
本当はもっとスムーズに読みたいですねぇ。それに、何故かあらすじがだんだん長くなる。
丁寧に調べすぎなのかもね。終いには翻訳になっちゃいますですよ。(←そんな力は無い)
もう少し縮めます。今はまだ、p194だから、そうね、p250ぐらいまで読んだら、またあらすじをまとめて書いてみますね!
> 登場人物の心情なんかも、伝わってきやすいし、
これがいちばん大事だよね。単語調べる読み方にしてよかったね!思えば当初、辞書なんてひかなくていいんだとか何だとか、勝手なこと言ってて申し訳なかったです。ごめんよー、許してね。
> その度に調べて
これわかるー!この単語調べんの何度だよ、とか思いつつ、また調べてるんだよなぁ、覚えてないから。
>> あのさ、3.のはじめんとこ、泣かなかった(笑)?
> 思い出すと涙出てくるな。
ハリーの感情が激しくてね、共鳴しちゃうよね。
便利な地図ゲット、おめでとうでござる!ホグスミード村に行けないハリーを相当かわいそうに感じているときなので、この地図はほんと嬉しい。双子に感謝しちゃう。
またあらすじ楽しみにしてます。サル魔術で応援してるぞ!
そんな、こちらこそですよさるおさん。
せっかく提案してもらったのに、それに及ぶ事が出来なくて。(←頭悪すぎ)
許すもなにも、さるおさんの提案はほとんどの人に通じることだと思うよ。
ただわたしの実力がなさすぎだから、もしもっと力がついてきたら、さるお氏の方法で読めそうです。
しかし、さるお氏のその謙虚さには、感銘を受けて、ちょっとジーンときてます。
ひととおりあらすじを把握して全部読んだら、そこからがまた新たな始まりのような気がするんだけど、今はまだ余興のうちだと思って、何度も読んで、英語に慣れ、文章が自然に身につくのを狙っているんですよ。本当に長期計画で考えないと、のみこみが悪いからね。
>これわかるー!この単語調べんの何度だよ、とか思いつつ、また調べてるんだよなぁ、覚えてないから。
えー?!さるお氏でも、そういうことがあるんだね。
なんかちょっと安心しますた(笑)
>双子に感謝しちゃう。
双子いいやつだよね。ハリーもいろんな人から愛されていると言う事が、なんだかほっとするね。
>またあらすじ楽しみにしてます。サル魔術で応援してるぞ!
うん、サル魔術ありがとう!さあて、頑張って読むぞー!
さるおの謙虚さぁ?感銘を受けたぁ?
なんか褒められるみたいです。うっほほーい。
> ハリーもいろんな人から愛されていると言う事が、なんだかほっとするね。
そうだよね。ハリーにはお兄ちゃん代わりのウィーズリー家の子たちがいるし、おとうちゃん代わりに校長やハグリッドやアーサー・ウィーズリーがいるし、おかあちゃん代わりはモリー・ウィーズリーがいるし、もっと特別な存在としてシリウスもいる。友達もいるしね。そう考えるとちょっと気持ちが楽になるなー。