ご訪問ありがとうございます。
近い「将来」の新薬情報の記事を
いくつか発信しましたが、
私は臨床試験結果の動向も見ていますので
それらの治療で乳癌が「治る」とは
思っていません。
※新薬であれば、
寛解はあり得るとは思っていますが…。
中には完治する人が非常に稀に出るかも。
再発・進行(ステージ4)の治療は、
増大を抑えていく、
(縮小しなくても、長く増大が抑えられれば)
狙うのは生存期間の延長、QOLの維持、
であることは、私にとって自明だった、
ために、明記していませんでした。
乳癌ステージ4の読者さんは、
その辺はご存知の方がほとんどだと
思いますが、
そうでない読者さんに、誤解を招くかなぁ
と、ハタと気付かせていただいた、
関先生の記事を、
リブログさせていただきます。
私のブログの読者さんへ
「
がんが縮小する人のほうが少ないこと
(後半戦の場合)
がんが完全に消滅する確率は
がんが完全に消滅する確率は
極めて少ないこと、
つまり縮小しても残ること
抗がん剤治療が永久に効き続けることは
抗がん剤治療が永久に効き続けることは
ないこと、つまり耐性化し、
再燃する可能性があること、
以上を大前提として、
がん治療を行っている。
」(引用させていただきました)
」(引用させていただきました)
殺細胞性抗がん剤の縮小率は、
(後半戦でなく、前半の方の)
エビデンス、すなわち一定の「患者集団」
の臨床試験結果をならせば、
2割程度、
副作用は、発生率が高い(全くない人は
少ない、程度の差はあるけれど)、
という「事実」「現実」。
だから、
「
じゃあ、効くってなに?
小さくなること?
それが最終ゴールじゃない。
長く生きること、生きている間、
じゃあ、効くってなに?
小さくなること?
それが最終ゴールじゃない。
長く生きること、生きている間、
人間らしくすること。
これが最終ゴールじゃないでしょうか?
これが最終ゴールじゃないでしょうか?
僕ら医療者は、がんの縮小ではなく、
長く生きること、
つまり延命を第一の目標にしてます。
がんが小さくならなくても、
がんが小さくならなくても、
命の長さが長くなる、それはありえます。
だから意味がある
僕らはがんをただ小さくするために
だから意味がある
僕らはがんをただ小さくするために
治療しているのではなく
例え小さくならなくても
例え小さくならなくても
最終的に長生きできるように治療をしている
治療のゴールは、
治療のゴールは、
QOLの改善維持と、延命だ。
だから、僕らと患者さん側との
この認識の乖離に関して
やっぱり時間をかけて、
やっぱり時間をかけて、
話し続けなきゃならないんだと感じた。
」(引用させていただきました)
」(引用させていただきました)
仰っる通りであり、
それをきちんと、ハッキリと
説明して下さる医師が、
真に「心ある」医師だと、私は思います。
近い「将来」の新薬では、
ステージ4の薬物療法の治療目的は、
まだ、大きく変わることはない
かと思います。
それでも、一乳癌罹患者として、
新薬が開発され、進歩していることを、
喜ばしく動向を見ていますし、
副作用が小さく、効果(維持)が
大きければ(長く維持できれば)いいなぁ、
と、期待しています。
「今」ある医療で、精一杯治療して
下さっている、「心ある」臨床医
(+医療スタッフ)の方々や、
新治療や新薬の開発、臨床研究をして
下さっている医師や製薬会社の方々、
臨床試験に参加して下さった先輩患者の
皆様に感謝の思いを込め、
治療の結果に悔しい思いをしている
同病の方々も元気が出れば、との思いで
私は新薬の記事を発信しました。
ー◆ー◆ー◆ー◆ー
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