ITmedia NEWS > STUDIO > Microsoft、ブラウザエンジンEdgeHTMLを捨てChromi...

Microsoft、ブラウザエンジンEdgeHTMLを捨てChromiumに移行か

» 2018年12月05日 11時28分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが「Windows 10」の標準Webブラウザ「Edge」を捨て、米Googleの「Chrome」などが採用するレンダリングエンジン「Blink」ベースの新たなWebブラウザを構築していると、米Windows Centralのザック・ボーデン記者が12月3日(現地時間)、匿名希望の情報源の話として報じた。

 Microsoftは2015年、Windows 10の標準WebブラウザとしてEdgeをリリースし、ユーザーにそれまでの標準Webブラウザ「Internet Explorer」からの移行を促してきた。

 edge

 ボーデン氏によると、Microsoftはコードネーム「Anaheim」の下、エンジンとしてEdgeHTMLではなくBlinkを採用するブラウザを開発しているという。新ブラウザがEdgeの名称を使うのか、別の名前になるのかはまだ不明としている。BlinkはChrome、Chromium、Opera、Vivaldiなどが採用している。

 iOSおよびAndroid版Edgeはそれぞれのプラットフォームのレンダリングエンジンを採用しており、EdgeHTMLは使っていないので、Windows版でもエンジンが変わってもユーザーインタフェースなどが激変することはないかもしれない。

 ボーデン氏は、新ブラウザは2019年上半期に発表されるとみている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

- PR -

話題のシェアオフィス・WeWorkでは、仕事をする場所なのにビールやコーヒーが飲み放題! その狙いは、他社・異業種のコミュニケーション促進だった。現場に行ってみた

「うちもAIやIoTで何かできないか」と考え、それに取り組む企業が増えている。しかし、多くの企業において新しい取り組みはうまくいかない。その理由とは?

初代「G-SHOCK」の金属バージョン「GMW-B5000」、最新技術で新しい耐衝撃構造を実現した「MTG-B1000D」。人気連載「金属魂」の矢野渉氏がカメラマン目線で魅力を探った。