1.2 高速増殖炉はどのようなステップで実用化していくのか?
高速増殖炉は、実験炉、原型炉、実証炉、実用炉と段階的に開発が進められます。実験炉で技術の基礎を確認し、原型炉で発電技術を確立して、実証炉で経済性を見通すことで、実用化します。
原型炉段階の「もんじゅ」で得られるデータは、設計の確からしさを確認するために用いられるとともに、経済的な運転、保守・補修技術を確立するためにも活用されます。「もんじゅ」から得られる様々な研究開発成果に、建設コストの大幅な削減やさらなる安全性の向上が期待される革新的な技術等の研究開発、実証炉、実用炉の設計研究を組合せて、「もんじゅ」の次の段階である実証炉の具体化と実用化を目指します。
原型炉段階の「もんじゅ」で得られるデータは、設計の確からしさを確認するために用いられるとともに、経済的な運転、保守・補修技術を確立するためにも活用されます。「もんじゅ」から得られる様々な研究開発成果に、建設コストの大幅な削減やさらなる安全性の向上が期待される革新的な技術等の研究開発、実証炉、実用炉の設計研究を組合せて、「もんじゅ」の次の段階である実証炉の具体化と実用化を目指します。