(2) そこで私は、ソーカル&ブリクモン『「知」の欺瞞』にあるクリステヴァの引用部分と数学用語の解説部分をまとめて引用して、この本の数学用語の解説を読んで、クリステヴァさんの何がよくわかった気がしたかについて質問した。 私は純粋に添付画像の内容を読んで何がわかるのか想像できない。pic.twitter.com/4hK7hrorx4
-
- Show this thread
-
(3) おきさんは【結局、ソーカルたちは数学・物理はわかってるがメタファーをうまく理解出来ていないのではないかという疑念が今でも抜けない】とも述べていた。 (4) 孫引きしたクリステヴァさんの引用部分がどのような「メタファー」になっているかについておきさんは説明するべきだと私は思った。
Show this thread -
現時点ではここで止まっています。 私であれば、 ごめんなさい。私もそのクリステヴァの引用を理解できません。『「知」の欺瞞』にも彼女が「このようなアプローチを放棄して久しい」と書かれているように、クリステヴァさんの黒歴史の1つなのだと思います。 と答えると思う。大した話じゃない。
Show this thread -
忘れられると困るので再度述べておきますが、添付画像中の赤枠内のクリステヴァさんの引用部分の「本当の問題」は仮にC₀(ℝ³)の定義を正確に「書き写し」ていても解消されません。 無意味に数学用語を使って読者がひれ伏すしかなくなるようにしていることがひどいわけです。pic.twitter.com/MoKAmRugip
Show this thread -
おきさやかさん曰く、『「知」の欺瞞』には【いちいち科学・数学用語解説があるので、クリステヴァの引用を読んだらむしろ彼女の言いたいことがよくわかったような気がした】 私はその本からクリステヴァの引用と数学用語解説を抜粋し、何をわかった気がしたかを質問した。 チョー分かり易い話。
Show this thread -
ソーカル&ブリクモン共著『「知」の欺瞞』より 【◯◯に出てくる概念を他の分野の研究に応用しようと思うならば、それらの概念がその分野でもなぜ有効なのか議論があるべきである。この本で引用した例のすべてについて~そういった議論がいっさい現れないことが確認してある。】 ◯◯=数学と物理学pic.twitter.com/WGXiSiMEE5
Show this thread -
【◯◯に出てくる概念を他の分野の研究に応用しようと思うならば、それらの概念がその分野でもなぜ有効なのか議論があるべきである。この本で引用した例のすべてについて~そういった議論がいっさい現れないことが確認してある。】 の◯◯には数学と物理学以外の分野を代入できる場合があると思う。
Show this thread -
ソーカル&ブリクモン以後には、 難解だと思われている「分野」の用語を議論中の話題でなぜ有効なのかについて何も議論せずに使うスタイル に文句を言い易くなったのではないかと私は思っています。 文句を言い難いと感じている人にとってはソーカル&ブルクモンを参考にする価値がある。
Show this thread -
ソーカル&ブリクモン『「知」の欺瞞』の誤読者達は、その主な主張が「数学・科学用語の間違った使い方をしてはいけない」だと誤解しています。 添付画像の引用を読めば、ソーカル&ブリクモンは、たとえ用語を正確に使っていたとしてもダメだ、という段階に踏み込んで議論していることがわかります。pic.twitter.com/LJsM0LFEBK
Show this thread -
添付画像はソーカル&ブリクモン共著『「知」の欺瞞』より 「3 詩的表現の自由」では単に用語の使い方を間違っているだけなら文句を言ったりしないことがはっきり宣言されています。 【単に読者を感服させるためだけに◯◯を使っている】ことを非難しているのです。ここでは◯◯=数学。pic.twitter.com/wExgR3QGtX
Show this thread -
私は、ソーカル&ブリクモン共著『「知」の欺瞞』 https://www.amazon.co.jp/dp/4000056786 は特に学生に読んで欲しいです。 難解で高尚だと思われている分野の用語を「議論中の話題でなぜ有用なのか」について何も議論せずにポンポン使われてしまって困った場合には、『「知」の欺瞞』を読んで対抗策を練ればよい。
Show this thread -
以上は「一般論」に偏り過ぎたので、ソーカル&ブリクモンがクリステヴァを引用している部分を再引用。 おきさやかさんは、ソーカル&ブリクモンの数学用語解説のおかげでクリステヴァの引用部分が言っていることをわかったような気がしたらしいが、どうわかったかについては質問に何も答えていない。pic.twitter.com/uGY5ul0UOG
Show this thread -
数学用語が使用されていて何を言っているかわからない名のある人物のテクストについて、数学用語の解説を読んで、おきさやかさんは何かわかったらしい。 このような状況では学生達(特に人文社会科学系)が「数学用語の解説のおかげで何がわかったか」について積極的に質問してみるべきだと思う。
Show this thread -
私が恐れるのは、名のある先生が有名な偉い人が書いたものについて、数学用語の解説があったおかげで、よくわかったような気がした、のように述べているときに、「疑問を持つことは恐れ多いことだ」と学生達が感じるようになることです。 先生達の理解度を根本的に疑って質問しても良いのです。
Show this thread -
添付画像はソーカル&ブリクモン『「知」の欺瞞』より ソーカルとブリクモン曰く【われわれは、学生が(そして教授たちが)そういう批判的な分析に踏み切るのを時として阻んできた、深遠さというオーラを取り除きたいだけなのだ。】pic.twitter.com/pGo99m4566
Show this thread -
続き。これを読めば「科学用語の使い方の誤り」そのものが『「知」の欺瞞』の主題ではないことは明らか。 ソーカルとブリクモンは数学と物理学に強いので主にそれらに関係する事柄を扱いましたが、批判的な分析を阻む「深遠さというオーラ」を取り除きたい側は彼らの同志だと言えると思います。
Show this thread -
添付画像を見れば誰でもわかることだと思いますが、ソーカル&ブリクモンは数学・科学用語を数学的・科学的意味を理解せずに使用すること自体を攻撃していない。 学生が批判的な分析に踏み切ることを阻む「深遠さというオーラ」を発生させるスタイルで数学・科学用語を使用することを非難しています。pic.twitter.com/NdOrObOvag
Show this thread -
学生が批判的な分析に踏み切ることを阻む「深遠さというオーラ」を発生させるスタイルでの数学・科学用語の使用に対する批判という文脈では、数学・科学用語の使い方が杜撰でひどいという指摘は「お笑い要素」の追加に過ぎず、単に杜撰だから非難するべきであるという話にはなりません。
Show this thread -
権威ある深遠な思想家のようにみなされている人達が、深遠さのオーラの源泉として用いた数学・科学用語の使い方を見てみたら、ものすごくずさんでひどかったというわけ。 単に杜撰なだけなら大した問題にはならないのですが、「深遠さというオーラ」の一部がそういうありさまだった点が笑えるわけ。
Show this thread -
『「知」の欺瞞』から孫引きしたクリステヴァのテクストは典型的。 C₀(ℝ³)の正確な定義を理解している人は苦笑せざるを得ないせいで、どこに「深遠さというオーラ」があるのか見えなくなっているはず。 理解していない人は無意味な数学用語の使用が読者に与える悪質な効果を実感すればよいと思う。pic.twitter.com/5vkEeeEuS8
Show this thread -
深遠な思想家がまとうオーラの一角がこういうありさまであることを知っていれば、必要な議論抜きで「◯◯によれば~である」(◯◯はクリステヴァなど)のように書くスタイルを見ても、「◯◯のことを知らないからひれ伏すしかない」となる必要がないことを自信を持って確信できるでしょう。
Show this thread -
ソーカル&ブリクモン以前は、「◯◯によれば」(◯◯はソーカル&ブリクモンが批判対象として取り上げた「深遠な思想家達」の誰か)と呪文を唱えれば読者がひれ伏すことを期待できたのですが、それ以後は苦笑されつつその引用を正当化するための詳しい議論を気軽に要求され易くなってしまったわけです。
Show this thread -
以上は私の期待が若干混じっているのですが、実際にそうなっていれば「深遠さというオーラ」を悪用したい人達以外にはデメリットはなく、メリットしかないと思います。
Show this thread -
ソーカル&ブリクモンは「クリステヴァが間違った使い方をしている数学用語」と書かずに、【クリステヴァが何の説明も正当化もなしに用いている数学用語】と書いている。この違いは重要。彼らは数学用語の誤用自体を批判していない。正当化無しの数学用語使用で読者を圧倒することを批判しています。pic.twitter.com/TJ4odNhQDJ
Show this thread -
何の説明も正当化もなしに数学用語を用いて、あたかも深遠な議論をやっているかのように見せて、読者を圧倒する効果を持たせていること自体が批判に値します。 おまけに、数学用語の使い方を実際に見ると正しい定義を書き写すことさえできていなかったりする。これを知ったら笑うのが普通だと思う。
Show this thread -
『「知」の欺瞞』のp.16には【われわれはラカンの精神分析学、ドゥルーズの哲学、あるいは、ラトゥールの社会学での具体的な業績の正しさを判定しようなどとはいっていない】と書いてある。 「ソーカル&ブリクモンはラカンなどの思想を理解せずに批判している」の類の反批判は完全に的を外している。
Show this thread -
ソーカルさんとブリクモンさんが批判しているのは仕事の中身ではなく、数学・科学用語のある種の使い方です。 彼らは、用語の意味の適切な解説や目的の話題におけるその用語使用の正当化の議論抜きに、数学・科学用語を使用することを批判しています。特に読者をひれ伏させる効果を問題にしている。
Show this thread -
そのような批判の必要性は、おきさやかさんが【この本[ソーカル&ブリクモンの本]にはいちいち科学・数学用語解説があるので、クリステヴァの引用を読んだらむしろ彼女の言いたいことがよくわかったような気がした】と述べていることからも察せられる。本当にわかったのか?https://twitter.com/genkuroki/status/1068462624889688064 …
Show this thread -
多くの人達がさっぱりわからないと感じる場合に、名のある先生が、【数学用語解説があるので~よくわかったような気がした】と述べたとする。 でも、数学用語の意味を知っている人が読んでも、正当化の議論が一切書かれていないので、さっぱりわからない。 どうわかったか説明して欲しいですよね。
Show this thread -
このスレッドのとてもわかりやすい話題に関する質問には答えて頂けないのでしょうか? おきさやかさんはソーカル&ブリクモンによる数学用語解説を読んでクリステヴァの引用について何がわかったのでしょうか? 答えることができないときに、みんながどう思うかは明らか。https://twitter.com/okisayaka/status/1069615913249329152 …
Show this thread - 15 more replies
New conversation -
Loading seems to be taking a while.
Twitter may be over capacity or experiencing a momentary hiccup. Try again or visit Twitter Status for more information.