みなさま、ごきげんよう
いつもご訪問いただきましてありがとうございます。
最近話題のグレイヘア。
わたくしも先日、バイキングにて近藤サトさんのグレイヘアを拝見いたしました。
紆余曲折があってヘアカラーをやめられたそうですね。
…でも、近藤サトさんはまだ50歳。
お顔は変わらずお綺麗なんですけど、まばらな白髪。
…どうしても老いて見えます。勿体ないな、と。まあ大きなお世話なんですが、グレイヘアでお着物となるとさらに老いて見えてしまいます。…芸能人でさえ。
こちらは、欧米のご婦人のグレイヘア。
エレガントでゴージャスな白髪が見事です。もとの髪色との混ざり具合も、素敵。何故なら、肌が白いから。因みに、日本人でグレーが似合うのは20代まで。それ以上でグレーを綺麗に着こなすには細やかなお肌の手入れが必要です。
タレントや女優ならばまだしも、一般的な日本人女性のオークル系の肌色には本来、グレイヘアは似合いません。
推定50歳で描いた下の画像、どちらも同じ顔です。違うのは髪色だけ。
どう見てもグレイヘアが老け見えします。
また、白髪はツヤが出にくいのでバサバサ感が出てしまいます。
ホームカラーは地肌が痛むので、ついつい白髪を放置してしまうことも多いようですね。
…グレイヘアに移行するならば、単純に染めるよりもさらに手間とお金がかかるヘアマニキュアが頻繁に必要です。
それだけではなくこまめなヘアカットや、地肌が見えないように頭皮ケアも必要。…自毛はもちろんですが、グレイヘアで地肌が透けて見えたらもう本格的におばあちゃんです。
着る服も、まず白を上品に着れるかどうか。
40歳を越えると白を好んで着る傾向が減ります。白の清楚感に肌がついていけなくなるからだと思います。
くすんだスキンカラーをやわらげるなら、黒よりも茶系のヘアカラーがおすすめ。優しげな印象に変わります。
せっかくの髪。髪は女の命。
たいしてお洒落していなくても髪がつややかで綺麗であれば女性は素敵に見えます。逆に、どんだけおめかししていても、つやのないバッサバサの髪だとかえってイタい。かえって不潔に見えてしまう…
これ現実です。
真っ白になるまで、いっそガマンしてウイッグをつけるのもいいですね。
白髪が美しい草笛光子さん。
透けるような白い肌に白髪が清々しく、色気すら感じられます。
綺麗な白髪…やはり年齢を重ねた貫録も必要な気がします。
シニアのファッション誌、「KU:NEL」ではグレイヘアの特集が組まれることも。
シルバーヘアは時代の最先端と謳った記事が掲載されています。
電子版で拝見しましたが、グレイヘアを楽しんでいらっしゃるのは皆さん、自分に似合うものを丁寧に選ぶお洒落の達人でした。
書店にも並んでいるので、気になるかたは手に取ってみてください。
ちょこっと白髪なら、ヘアマスカラで補修できるのでお出かけ前には気になる髪の分け目をしっかりチェックしましょう。
12月は忘年会が目白押し。「あのひといつも素敵ね。」と思われるよう、老けて見せない工夫を忘れずに!
…美しく在るのは女性のつとめだと、わたくしは信じてございます。
…今日は
「ニキータ」予告編
本編に登場する、ジャンヌ・モロー演じるアマンドの印象的な台詞があります。
「限界のないものが二つあるわ。女の美しさをそれを乱用することよ。」
…しびれるわー。
上映されたのは1990年。
まさに時はバブル時代最盛期。映画本編すべてにエネルギーがみなぎっているのが感じられます。