【ゴルフ】賞金王・今平に最優秀選手賞 12月13日開幕の大会出場へ休む暇なし!2018年12月4日 紙面から
国内男子プロゴルフツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は3日、東京都内で今季ツアーの表彰式を行った。最優秀選手賞には初めて賞金王になった今平周吾(26)が選ばれた。今平はほかに平均ストローク賞、平均パット賞、バーディー率賞、ゴルフ記者賞を獲得し、合計6冠となった。 賞金王になっても休みはない。今平はすでに、次の目標に向けて動きだそうとしている。「年内に世界ランク50位を目指したい。インドネシア・マスターズに出るつもり」。年内に50位に入れば、来年4月のマスターズに出られる。2日付の最新ランクは55位。日本ツアーは終わったが、まだ試合が残っている海外で好成績を挙げれば、子どものころから夢に見たマスターズ出場が現実のものになる。 アジアツアーのインドネシア・マスターズは、今月13~16日に開催。一年の締めくくりに位置付けたり、今平と同じような考えでエントリーする強豪が多い。昨年は現世界ランク2位のジャスティン・ローズ(英国)が優勝。宮里優作が4位に入り、ランクを58位から50位に上げた。 仮に年内50位に失敗すれば、次は「開催前週のランク50位」のカテゴリーでマスターズを狙う。その場合は、年明けから海外で出られる試合を探し、積極的に動くつもりだ。 今季は最後まで「賞金王を目指す」という言葉もないままキングに上り詰めたが、来季の国内の目標を問われて「連続で賞金王になる」と断言。オフの間に飛距離と体の柔軟性アップを目指し、海外と国内で二兎(にと)を追う。 (大西洋和)
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