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【芸能・社会】

ボイメン辻本、声優初挑戦 TBS系アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」で本人役

2018年12月4日 紙面から

元気いっぱいにアフレコ収録を行うBOYS AND MENの辻本達規(左)にエールを送る吉原雅斗=東京都内で(江川悠撮影)

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 名古屋発のダンス&ボーカルグループ「BOYS AND MEN」が、12月8日放送のTBS系アニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」(午前7時)の第48話「師走!!超進化研究所大忘年会」に本人役でゲスト出演する。メンバー10人全員がアニメ化されているが、セリフを入れることができるのは1人のみ。全員でガチンコのオーディションを行った結果、辻本達規(27)が合格し、アニメ声優に初挑戦。アフレコ収録には吉原雅斗(24)も「辻本スペシャルサポーター」として駆けつけた。

 ボイメンが登場する場面は主人公・速杉ハヤトらが所属する超進化研究所大宮支部の大忘年会。「新幹線大好きエンタメ集団」としてサプライズゲストで駆けつけたボイメンが、アニメの主題歌に起用されている楽曲「進化理論」を歌うという内容だ。

 セリフは「今日は超進化研究所の皆さんに、僕たちのパフォーマンスをお届けしますッ! 聞いてください!『進化理論』」のみ。そこで、メンバー全員参加のオーディションを行い、池添隆博監督が審査。選ばれたのは“元気担当”の辻本だった。

 「僕が選ばれたのはもちろんうれしいですけど、びっくりしました。声がでかいとか評価されても、声を必要とされることがなかったので。野球部で培ってきた、特徴のある声が決め手だったのかなと」

 10月、東京都内のスタジオの大きなブースに一人で入り、テンションを高めながらハイトーンボイスで絶叫する辻本。何度かテイクを重ねていくうちに自信がついたのか、ガッツポーズまで飛び出した。

 池添監督とその様子を別室から見守っていた吉原は、思わずプッと吹き出した。「声優さんは声が洗練された方たちだから、しゃがれ声にも深みがあったりするんですが、(辻本は)しゃがれっぱなしだったから。でも、本人役だったし、監督は声が通るからすごくいいと。ハスキーで熱量が伝わるので、辻本くんが適任だったと思います」

 低いトーンが持ち味の吉原は、たびたびナレーションの仕事も務めてきた。今回は主役を辻本に譲った形だが“その他メンバー代表”として辻本スペシャルサポーターという大役を果たした。

 辻本は「正直、めっちゃありがたかった。マジで緊張したんで。一人だったら、きっとここまで明るく自分を出すことができなかったかなと思います」と感謝した。

 

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